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掲載日:2024年5月17日
Q 内沼博史 議員(自民)
私は、一般質問や様々な機会を通じて、埼玉県の魅力は、森林や山、川など豊かな自然が都心から近い場所にあり、登山や川遊びやキャンプなど様々な自然体験が気軽に楽しめるメリットがある反面、日帰りで帰れてしまうため宿泊客が少なく、観光消費額も伸びないデメリットがあるため、埼玉県の観光を日帰り型から宿泊型に変えていくべきと話させていただいています。
その中で、先ほど全国植樹祭について、埼玉県の林業や森林の良さを全国に発信するいい機会であり、全県的な取組にすべきと質問しましたが、これを観光にも取り入れるべきと考えます。植樹祭開催まであと1年余りとなり、これから様々なイベントも開催されます。
このように、植樹祭を含め全国からお客様がいらっしゃるこの機会を生かし、埼玉県の西部・北部地域に広がる豊かな自然を楽しんでいただき、様々な宿泊施設にお泊まりいただき、各地のおもてなし、地元のグルメなどを満喫していただきたいと思います。また、これを植樹祭が終わった後も継続して取り組んでいくことも重要です。
このように、本県の豊かな自然を活用し、多くの観光客を埼玉県に受け入れる施策が必要と考えますが、大野知事の御所見をお伺いいたします。
A 大野元裕 知事
議員お話しのとおり、本県は豊かな自然に恵まれており、様々な自然体験を気軽に楽しむことが可能であります。
県DMOでは、秩父や飯能、越生など自然豊かな地域に宿泊するワーケーションプランの販売を今年度から開始いたしました。
緑あふれる自然の中でテレワークをしながら、空いた時間で休暇を楽しむワーケーションは、いつもと違う環境でリフレッシュしながら仕事ができることから人気があり、昨年9月の開始以降、既に500人以上の方に御利用をいただいております。
県では、県DMOと連携し、飯能のグランピング、秩父のバンジージャンプ、長瀞の川下り、加須の気球など、自然を活用したアクティビティについて、県公式観光サイト「ちょこたび埼玉」やSNSなどで情報発信を行っております。
今年度は、サイクリングに注目して、秩父や行田の自然の中を自転車で走りながら、道中での街歩きやグルメなどを楽しむ体験ツアーを実施し、その様子をサイクリスト向けのウェブサイトなどで発信をすることといたしております。
このように、豊かな自然と都心からのアクセスの良さを兼ね備えている本県は、サイクリングに加え、クライミング、カヌーなどのスポーツをきっかけに観光振興につなげていく「スポーツ・ツーリズム」のポテンシャルが高いと考えます。
そこで、令和6年度予算案では、スポーツ・ツーリズムについて調査を行うための経費を計上いたしました。各種目の競技人口や活動実態を把握するとともに、親和性の高い観光コンテンツ、周遊ルートなどを検討し、植樹祭以降も、本県への誘客につなげてまいります。
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