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掲載日:2022年7月12日
Q 井上 航 議員(県民)
羽田空港の国際便の増便を軸とした機能強化によって、令和2年3月29日より新ルートの運用がスタートしました。ルートの下に当たる、さいたま市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市の上空では、数多くの航空機が騒音を響かせながら通過しています。
こちらの写真を御覧いただきたいと思います。議場の皆様はサイドブックスでも御覧いただけます。この写真はですね、知人より提供いただいた朝霞市内を撮影した写真になります。そして、裏返して、今のこちらの写真は和光市内で撮影したものですが、このように少し目を凝らすだけでどの航空会社か分かるほどの高度で飛んでいるというのが実情です。こうした状況が、国土交通省のデータによると、令和3年の1年間の間に167日を数えました。
これまで県議会では、新ルートの運用前に私のほか、村岡議員、木村議員、醍醐議員がこのテーマを取り上げています。国土交通省は現在、羽田新航路の固定化回避に係る技術的方策検討会を立ち上げて議論や情報発信を行っていますが、それでも更なる増便を進める方針に変わりはなく、県民の負担軽減は見通せない状況です。
そこで、まず運用を開始するまでの期間及び運用開始から現在に至るまで、県として国交省とどのように協議を行ってきたのか、企画財政部長に伺います。
A 堀光敦史 企画財政部長
国は、令和2年3月29日から新飛行経路の運用を開始したところです。県といたしましては、運用開始前から運用開始後、現在に至るまで、国の参加を求めた上で、羽田空港の新飛行経路に関する連絡協議会を毎年開催しています。
協議会においては、国から新飛行経路の運用状況や県内の騒音測定結果などに関する説明を受け、発生した課題などについて県及び関係市町からお伝えをするとともに、必要がある場合には適切な対応を求める機会を確保してきたところでございます。
また、協議会のほか、新飛行経路に関する住民からの問合せ内容を、国と随時情報共有するなどの連携を行っております。
今後とも、国との会議の場など様々な機会を通じて、県民の安心・安全を確保するため、国に対してしっかりとした対策を求めてまいりたいと考えております。
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