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掲載日:2022年3月30日
Q 飯塚俊彦 議員(自民)
県北部地域の国道17号には4車線の熊谷バイパス、暫定2車線の深谷バイパスが整備されておりますが、更にその先の群馬県境に至る区間ではバイパスが整備されておりません。このため、深谷市、本庄市、上里町を通過する国道17号では慢性的な交通渋滞が発生しており、渋滞の影響もあり、先に申し上げたように交通事故が多発しています。
この地域では、国道17号の新たなバイパスとなる本庄道路の1日も早い整備が望まれています。これまで早期整備の実現に向け、沿線自治体が一体となって国道17号(本庄道路)建設促進期成同盟会を組織し、活動を行っております。また、我が自由民主党県議団においては国道17号バイパス(本庄道路)建設促進懇話会を組織し、昨年8月、公明党西田実仁参議院議員とともに赤羽国土交通大臣に直接面会し、早期整備を強く要望してまいりました。
現在、国土交通省の大宮国道事務所において、国道462号から群馬県境までの約7キロメートル区間で事業を推進していただいております。現地では、神流川に架かる新しい橋の工事や市道との立体交差工事などが推進しており、バイパス道路としての形が見えてきているところから、地元では本庄道路の完成に向けた期待が更に膨らんでおります。
そこで、事業中区間における現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
さらに、本庄道路で事業に着手していない国道17号深谷バイパスから国道462号までの区間の新規事業化につきましても地元の悲願であり、早期の事業化が望まれます。
そこで、未事業化区間の新規事業化に向けた国の動向と県の考えを、併せて県土整備部長にお伺いいたします。
A 北田健夫 県土整備部長
本庄道路は、深谷市岡地内から群馬県高崎市に至る延長13.1キロメートルとなる国道17号のバイパスです。
このうち、本庄市沼和田地内の国道462号から高崎市新町までの延長7キロメートルの区間について、国が事業を推進しております。
事業中区間の現在の進捗状況ですが、用地買収率は7割を超えると聞いております。
工事につきましては群馬県境の神流川に架かる神流川橋の架換えが進められており、現在、桁架設が完了し、床版工事が施工中です。
今後の見通しにつきましては、神流川橋を含む延長1.4キロメートルの区間が令和4年内に暫定2車線で開通する見通しが国から示されており、本庄道路では初めての開通となる予定です。
次に本庄道路で事業に着手していない国道17号深谷バイパスから国道462号までの延長6.1キロメートル区間の新規事業化についてでございます。
本庄道路の整備効果を発揮するためには、本庄道路全線に渡る整備が必要不可欠です。
県といたしましては、これまでも未事業化区間の早期事業化を国に要望してまいりました。
本年2月には大野知事から斉藤国土交通大臣へオンラインで新規事業化の要望を行い、先日、令和4年度の新規事業化候補箇所となったことが、国から発表されました。
今後、国において学識経験者等の第三者から構成される委員会等の審議を経て、新規事業化の決定となります。
今後とも早期事業化に向けて、全力で取り組んでまいります。
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