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ページ番号:200995
掲載日:2024年7月2日
危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「大規模災害に対する事前の備えについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「自主防災組織の強化について、組織率は上がっているものの、地域の自主防災組織は高齢化が進んでいるようなので、組織を活性化させるために地域の若者や学生を取り込む発信をするべきではないか」との質問に対し、「自主防災組織の約95%は自治会を母体としており、若者や学生の多くはその自治会に加入しておらず、加入したとしても自主防災組織の活動までは至らない。若者や学生に参加してもらえるよう市町村とともに、自治会や自主防災組織の活動内容をPRするなど、働きかけていきたい」との答弁がありました。
また、「県業務継続計画(BCP)の改正について、非常時優先業務にAからDのランクを付けるとあるが、どのような考え方に基づいているのか」との質問に対し、「発災後直ちに着手すべき業務をAランク、発災後1日以内に着手すべき業務をBランク、発災後3日以内に着手すべき業務をCランク、発災後1週間以内に着手すべき業務をDランクとするよう整理している」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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