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ページ番号:200996
掲載日:2024年7月2日
人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興並びに東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に関する総合的対策」でありますが、今回は、「教育改革について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「特別支援学校は教室不足で過密状況が生じているが、児童・生徒数が多い地域の過密解消を図るため、今後どのような対応をしていくのか」との質問に対し、「過密解消の対策としては、今後開校する高校内分校を含め約1,000人の受入規模の拡大を予定している。しかし、それだけでは児童・生徒数のピークを迎える令和9年度までに過密の解消には至らないため、特別支援教育環境整備計画を踏まえ、教育環境の整備や教職員の育成などの対策をしっかり行っていく」との答弁がありました。
次に、「職業人材の育成において、専門高校の入試倍率の低さは問題である。身に付く能力やそれが生かせる仕事のイメージを明確に示して、多くの受験生に志望してもらえるような魅力ある学校づくりに取り組むべきと考えるがどうか」との質問に対し、「各専門高校は、地元の企業と連携した商品開発などの取組や、企業と同等の設備を使用した実践的な技術の習得など、普通科とは違う様々な取組を行っている。今後も、これらの成果等をしっかり情報発信していく。また、時代に合った最先端の教育など生徒たちの心を掴む教育内容を検討していく」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興並びに東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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