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掲載日:2023年10月17日
Q 権守幸男 議員(公明)
県警察は、歩行者保護の定着を図るため、県内39警察署が選定した「歩行者ファースト路線」において指導取締りや啓発、安全教育、標識・標示の維持管理を重点的に行っています。路線の選定基準は5つです。
1、センターラインがある片側1車線道路で、かつ信号機のない横断歩道がある。
2、日中の時間帯で1分間に3~8台の交通量がある。
3、過去に横断歩道上における車両対歩行者事故の発生がある。
4、横断歩道における歩行者優先ルールが徹底されていない実態がある。又は地域住民からの取締り要望がある路線。
5、推進上の利点が期待できる路線。
平成30年度時点では13区間だったものが、今年4月1日から44区間に拡充されています。私は、この路線の選定基準に照らし合わせると、もっと指定するべき路線があると考えます。今後の取組について、警察本部長の見解をお聞きします。
A 高木紳一郎 警察本部長
県警察では、横断歩道の歩行者優先ルールの定着化を図る必要性が高い路線について、歩行者ファースト路線として指定し、街頭キャンペーンや交通指導取締り等の各種取組を重点的に講じております。
平成30年度に指定した13区間の中から抽出した信号機のない横断歩道6箇所において、一時停止率を調査したところ、5箇所で停止率が向上いたしました。
このようなことから、引き続き、この対策を推進し、定期的な検証を基に、取組の更なる改善や新たな路線の指定等を検討してまいります。
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