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掲載日:2022年10月12日
Q 山根史子 議員(民主フォーラム)
福祉保健医療委員会では、京都市にあるロート製薬株式会社が取り組む健康経営についても視察をしてまいりました。そこでは、社員の健康づくりに関してポイント制が採用され、会社が健康に関する幾つかの項目を立て、社員が取り組むとポイントが付与される仕組みが導入されていました。項目によりポイント数も異なり、社員は自分の健康目標と獲得目標に応じた項目を自由に選択することができます。
例えば、たばこを吸っていた人が禁煙すると、一気に1万ポイントが付与されます。ほかにもチームで競い合うような仕組みづくりなどの工夫を凝らし、社員の健康増進に非常に力を入れておられました。ためたポイントは、ロート製薬株式会社が運営するレストランでの飲食や自社製品の購入、健康診断のオプションなどに利用することができます。
さらには、有給休暇との引換えも可能です。エレベーターを使わずに階段を歩くことで選べるポイントを重ねては、夏期休暇の大幅取得を目指し、家族のために汗を流す社員もおられるとの話を聞かせていただきました。
埼玉県では、健康長寿埼玉プロジェクトで様々な取組がなされております。中でも、県民参加型の健康マイレージ事業は、楽しみながら健康づくりに取り組み、年々登録者数も増え、県民からの評価も高いようです。マイレージは、ウォーキングによりポイントがたまる仕組みでありますが、マイレージをより多くの県民が楽しみながら取り組めるものにするため、もっと広く挑戦できる項目を増やすよう見直してはいただけないでしょうか。保健医療部長に御所見を伺います。
A 関本建二 保健医療部長
コバトン健康マイレージは、健康に関心のない方や忙しい就労世代にも気軽に健康づくりに取り組んでいただくため、平成29年度から開始いたしました。
令和元年8月末現在で、約6万4,000人の県民の方に参加いただいております。
議員御指摘のとおり、より多くの県民の方が楽しみながら様々な健康づくりに取り組めるようにすることは、非常に重要でございます。
利用者に行ったアンケート調査では、ウォーキングを始めたことをきっかけに、「定期的に運動することに前向きになった」「健康に対する意識が高まった」という回答を多くいただいております。
これらの方々に実際に行動していただくため、ウォーキング以外の運動や様々な健康づくりを促す仕組みを検討してまいります。
例えば、民間スポーツ施設などの利用や飲食店の健康メニューへのポイント付与など企業との連携も含め、より多くの県民の方々に健康づくりに取り組んでいただけるよう、コバトン健康マイレージを活用した様々な取組について、検討を進めてまいります。
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