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掲載日:2023年5月2日
Q 井上航議員(県民)
去る6月2日に外環道の千葉区間が開通し、東京湾岸道路に接続されました。また、中央道、東名方面に向けても工事が進められており、外環道の整備進展により、本県の地理的優位性はより一層向上するものと考えられます。現在、外環道への幹線道路ネットワークの一つである和光富士見バイパスは、県により鋭意整備が進められておりますが、開通区間の沿線では大型物流施設が立地するなど、地域経済の発展に大きく寄与しており、未開通区間の1日も早い開通が望まれます。
一方で、和光富士見バイパスは外環道までの計画となっており、都内方面の広域幹線道路と直接接続されていません。都内方面へ延伸することにより、バイパス全体の整備効果を最大限に発揮することができ、県南西部地域のみならず、本県全体の活性化をもたらすこととなります。また、地元和光市では、外環道和光北インターチェンジの東部において産業基盤づくりを検討しており、地元では地域活力の向上に大きく寄与し、かつ市内へ通過交通が流入している現状を打開する意味でも、延伸計画への期待が高まっております。
そこで、国道254号和光富士見バイパスの現在の進捗状況と今後の見通し及び都内方面への延伸の検討状況について、県土整備部長にお伺いいたします。
A 西成秀幸 県土整備部長
このバイパスの第1期整備区間である外環道から県道朝霞蕨線までの約2.6キロメートルは暫定2車線で開通しており、交通量の増加に対応するため、計画的に4車線化を進めております。
第2期整備区間である県道朝霞蕨線から国道463号までの約4.3キロメートルの区間につきましては、用地買収率は91%となっております。
平成30年度は国道463号を跨ぐ橋りょうの上部工事を行うとともに残る用地の取得に努めてまいります。
また、都内方面への延伸につきましては、これまでに路線の必要性などについて東京都との協議を重ねてきた結果、東京都の「都市計画道路の整備方針」に本路線が位置付けられました。
現在、都市計画決定に向けて具体的なルートや道路の構造、事業手法などについて、国や東京都などの関係機関と協議を進めております。
引き続き、和光富士見バイパスの早期供用や都内方面への延伸の実現に向けて取り組んでまいります。
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