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掲載日:2023年12月1日
Q 板橋智之議員(自民)
川口市の北部に位置する場所に、約10ヘクタールの敷地を擁する神根運動場があります。現在は、公民館、スポーツセンター、都市公園のほか、野球場、ソフトボール場、サッカー場、ターゲットバードゴルフ場などとして使用されております。
神根運動場の施設整備における経緯は、川口市に県の施設がないことから、平成8年より県は、防災の観点から公園の設置について検討を始めました。平成9年、川口市との協議を進めてきた県は、都市計画決定を目指す意向を示し、平成13年には川口防災公園計画調整会議の開催に至りました。その後、神根運動場は埼玉県の防災公園計画の区域内ということで、冒頭申し上げた一時的な使用になっており、はっきりとした利用方針がない中、この防災公園計画は休止状態となり、今もそうした状態が続いております。
現在、川口市として神根運動場は、その周辺を含む一体的かつ総合的な整備については、面積も広く、将来を見据えた重要な課題と受け止め、国や県の力も必要と考え、あらゆる角度から調査研究する立場をとっております。
さて、本年2月定例会で私は、埼玉県に国際基準の50メータープールの建設について、他県に既にある50メータープールに加えた総合的スポーツ施設を実例にして、候補地に触れず質問をさせてもらいました。当時の答弁では、極めて重要な課題と受け止めている、具体的な整備手法や経費節減策を実現に向けて検討するとの答弁でした。その後、本年9月定例会における屋内50メータープールの整備について、初めて候補地に言及した質問に対して、上尾運動公園が有力な候補地の一つではないかとの答弁がありました。
そこで質問ですが、川口市にある神根運動場に国際基準の50メータープールの整備について、有力な候補地の一つとして加えていただき、さらに、総合スポーツ施設として将来構想を川口市と連携を図りながら御検討いただくことはできないものでしょうか、県民生活部長の御見解をお伺いします。
A 稲葉尚子 県民生活部長
現在、屋内50メートルプールの整備に向けて、施設の機能や事業手法などの検討を進めているところでございます。
本年8月に、屋内50メートルプールに関し、水泳競技やスポーツ団体の代表者、健康づくりの専門家などで構成する会議を立ち上げ、幅広い御意見をいただいております。
具体的な整備の候補地の検討を進めるに当たっては、駐車場を含めた一定以上の広さ、県内各地域からの利用のしやすさ、用地購入や土地造成の必要の有無、都市計画上の制約などが重要なポイントとなります。
議員御提案の神根運動場につきましても、こうした観点により検討してまいります。
また、議員お話のとおり、神根運動場は川口市民の大切なスポーツ活動の場として活用されており、川口市では将来的にも総合スポーツ施設として整備される意向があると伺っております。
川口市との連携につきましては、市の検討状況を踏まえながら、丁寧に対応してまいります。
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