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掲載日:2024年7月3日
Q 岡田静佳議員(自民)
道路交通法では、自転車は原則、13歳未満70歳以上を除いて車道の左側通行となっています。しかしながら、自転車レーンの整備が遅れているため、車道を走る自転車が危険にさらされている、もしくは危険回避のためにやむを得ず狭い歩道を通行している状況です。例えば県管理の国道463号では、所沢市から入間市へ行く部分、通称行政道路は、通行量が多いにもかかわらず、2車線で、住宅があるため拡幅はできません。これは私の家の近くの国道の写真ですが、路肩の狭い部分は幅が50センチ以下で、植栽が生い茂っているため、自転車はとても危険であることから、全県的に自転車レーンの整備と点検をしていく必要があると考えます。
こちらは航空公園の前の463号線ですが、日本一長いケヤキ並木ということで、ケヤキが歩道の半分以上をいじめている状況です。歩道を占有しています。これからは、緑の保全とともに人、車、自転車の安全確保というのも考えていく必要があると思います。あと落ち葉の状況も、住んでいる方は深刻な状況です。
そこで質問は、拡幅が難しい道路などは、植栽の管理をきちんと行うとともに、警察と連携し、自転車が安全に通行できるように自転車レーンの整備が必要と考えますが、県土整備部長の見解をお尋ねします。特に、整備状況が悪く危険な国道463号の自転車レーンについての対応もお答えください。
A 西成秀幸 県土整備部長
県内における平成28年の自転車乗車中の事故死者数は33人、全国ワースト2位でその対策が強く求められております。
そこで、自転車の安全な通行環境を確保するため、県では自転車レーンなどの自転車通行空間の整備を進めております。県管理道路につきましては、平成28年度までに自転車通行空間を約134キロメートル整備いたしました。
平成29年度は駅周辺など自転車利用が多い箇所を中心に、約11キロメートルの整備を予定しております。
また、道路パトロールなどによる点検を行い、自転車の通行に支障がないよう植栽の維持管理を適切に行ってまいります。
次に、一般国道463号の自転車レーンの整備についてでございます。
一般国道463号、通称行政道路は、新所沢駅や小手指駅に近く、多くの歩行者や自転車が通行しております。
この区間は車道の幅員が10メートル程度と広いことから、既存の道路幅員の中での自転車レーン整備について、関係機関と協議してまいります。
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