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掲載日:2019年10月17日
Q 松坂喜浩議員(改革)
吉見町では、「笑顔でつながる元気なまちよしみ」を将来像として掲げた第5次総合振興計画・後期基本計画が今年度からスタートいたしました。町の中央に大手飲料メーカーや長谷工業団地など大規模な工場が立地し、また西吉見南部地区では新たな企業も進出し、操業を始めています。これらの企業は、就業機会の拡大など吉見町の経済を支えております。
また、埼玉県内の首都圏中央連絡自動車道全線開通に伴い、広域交通の利便性が飛躍的に向上し、今後工業の発展を更に進めるために、新たな拠点と立地環境を整備していくことが必要になってきました。今回の質問は、東松山鴻巣線の南側に位置する大和田地内の開発促進であります。
この事業は、東松山鴻巣線の4車線化の整備完了期限が平成33年度と明示されたことを踏まえ、その効果を早期に企業立地に生かせるようにするものであり、現在地区の区域取りの検討など計画づくりを行っております。大和田地区の事業推進には、埼玉県との連携が大変重要であり、今後の支援等について都市整備部長の見解をお伺いいたします。
A 福島浩之 都市整備部長
議員お話しのとおり、圏央道の県内全線開通により埼玉県の企業立地の優位性は極めて高いものとなっております。
吉見町でも大和田地区に産業拠点を整備するため、検討に着手しました。
現在、県の産業地スピードアップ調整窓口である田園都市づくり課で具体的な計画づくりを支援しているところです。
しかし、当地区とその周辺は農地であり、農業的土地利用との調和を図った開発計画とする必要があります。
また、当地区は台風など大雨時には一時的に水が溜まることが想定される区域であり、調整池等の設置に当たって様々な調整が必要となってまいります。
県といたしましては、今後も引き続き、これらの課題解決に向けてワンストップで関係機関と調整を行い、計画の早期実現に向けて、積極的に吉見町を支援してまいります。
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