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掲載日:2022年10月4日
Q 横川雅也議員(自民)
この県道は、吉見町東部地区と川島町の南部、伊草地区を結ぶ県道で、現在では川島町上伊草交差点付近や小見野地区加胡付近など、各所において県の御理解の下、歩道の整備など安全対策を図っていただいており、地域住民からも目に見える改良整備に喜びの声が聞こえます。
一方で、改善の要望が町から幾度も出されていますが、未着手のまま住民が日々危険と向き合い続けている箇所があります。県衛生研究所入り口交差点の北200メートル先の町道と交差する東武バス上荒子停留所付近では、道路がS字状になっており、左右の見通しが極めて悪いほか、道路わきにある住宅や樹木などで車両の運転手からも視界が遮られており、県道、町道側、双方からの確認がしづらく、大変危険な場所となっています。近年では、圏央道県内全面開通等の影響もあり、交通量も増加し、その危険性はますます高くなっています。実際に、平成26年12月19日、他県ナンバーの大型輸送トラックがこの交差点わきの畑に突っ込むなどの事例も出てきています。
この交差点は、学童の通学路だったものの、現在では安全を考慮し、迂回して遠回りするなどの対応もされております。また、この交差点は東西地区を結ぶ主要な起点でもあり、住民横断が頻繁にあることから、遡ること平成8年から20年間にわたり信号設置などの要望が地域住民から町へ、また町から県へと継続してなされてきました。しかしながら、当該地点への信号機設置は設置スペースが道路周りにないなど、道路構造上の問題を理由に前進することなく、時だけが過ぎております。
まずは、構造上の問題を住民の協力も得ながら解消して、何よりも早期の信号機設置という荒子住民の長年の思いを酌んだ県の対応を願い、今後の整備に向けた考えを県土整備部長と警察本部長にお伺いいたします。
A 浅井義明 県土整備部長
県道鴻巣川島線の衛生研究所入口交差点から北側200メートル先の上荒子停留所付近では、道路がS字状にカーブしており、歩道のない区間が300メートルございます。
この県道は鴻巣市方面から圏央道川島インターチェンジにアクセスする幹線道路で、大型車の交通量も多い状況でございます。
このため、この箇所において歩行者の安全を確保するためには、歩行者と車両を分離する歩道整備が重要と認識しております。
また、歩道を整備することによって道路の幅員が広くなりますので、車両の運転手からの見通しも改善されるなどの効果もございます。
このようなことから、県道で歩道整備を実施している他の2箇所の進捗状況や地元の方々の御意見を踏まえながら、歩道整備に着手してまいります。
A 貴志浩平 警察本部長
信号機の設置につきましては、設置しようとする場所の交通量、交通事故発生状況、道路形状や道路構造面等について調査、分析し、必要性、緊急性を考慮し設置をしているところであります。
上荒子停留所付近の交差点につきましては、議員御指摘のとおり、道路構造上の問題等から設置を見送っているところであります。
県警察といたしましては、引き続き道路管理者との連携を図りながら、道路構造上の問題等の解消状況に応じて、信号機の設置を検討するとともに、それと並行して現状で取りうる他の交通安全対策につきましても講じてまいります。
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