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掲載日:2024年9月9日
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庄和浄水場で使用する電力量の約90%を占める取水ポンプ及び送水ポンプの運転に回転数制御を導入し、最適な水量を取水、送水することで、使用電力量の削減を図っています。近年、節電のため家庭電化製品も回転数制御(インバータ)を採用したエアコン、洗濯機が普及しています。
取水ポンプは、江戸川の水(原水)を汲み上げる設備です。従来の取水ポンプは回転数が一定のため、汲み上げる水量は調節できませんでした。
平成26年1月に取水ポンプの回転数を変化させ、必要な水量だけくみ上げることができるようにする工事(回転数制御方式)が完成しました。
取水ポンプの回転数制御運転により、庄和浄水場取水ポンプ設備で使用する電力量は導入前に比較して約27%の節電となっています。
年度 | 削減電力量 | 削減二酸化炭素量 | 削減電気料金 | 削減率 |
---|---|---|---|---|
平成30年度 | 2,111,413kWh | 777t-CO2 | 約3,500万円 | -27.3% |
令和元年度 | 2,725,128kWh | 1,003t-CO2 | 約4,300万円 | -31.1% |
令和2年度 | 2,772,367kWh | 1,020t-CO2 | 約3,800万円 | -31.9% |
令和3年度 | 2,396,296kWh | 882t-CO2 | 約3,900万円 | -28.2% |
令和4年度 | 2,387,656kWh | 879t-CO2 | 約7,800万円 | -28.5% |
令和5年度 | 2,241,924kWh | 825t-CO2 | 約5,1000万円 | -24.6% |
二酸化炭素電力排出係数は0.368[t-CO2/MWh]で計算しています。
電気料金単価は平成30年度16.72[円/kWh]、令和元年度15.82[円/kWh]、令和2年度13.83[円/kWh]、令和3年度16.51[円/kWh]、令和4年度32.77[円/kWh]で計算しています。
令和4年度は電気料金の高騰により2倍近く上昇し、電気料金単価[円/kWh]も高くなっています。
送水ポンプは、各受水団体へ水道水(浄水)を送る設備です。既に、送水ポンプは平成20年3月に導入した回転数制御方式による運転をしています。
導入前のポンプの回転数が一定で、流量調節用の弁により必要な送水量になるよう調整していたときと比較して、庄和浄水場送水ポンプ設備で使用する電力量の約30%を節電しています。
年度 | 削減電力量 | 削減二酸化炭素量 | 削減電気料金 | 削減率 |
---|---|---|---|---|
平成30年度 | 2,460,173kWh | 905t-CO2 | 約4,100万円 | -22.8% |
令和元年度 | 3,104,185kWh | 1,142t-CO2 | 約4,900万円 | -24.8% |
令和2年度 | 3,299,270kWh | 1,214t-CO2 | 約4,500万円 | -26.8% |
令和3年度 | 2,970,577kWh | 1,093t-CO2 | 約4,900万円 | -25.0% |
令和4年度 | 3,272,751kWh | 1,204t-CO2 | 約10,800万円 | -27.1% |
令和5年度 | 3,256,884kWh | 1,199t-CO2 | 約7,400万円 | -25.6 % |
二酸化炭素電力排出係数は0.368[t-CO2/MWh]で計算しています。
電気料金単価は平成30年度16.72[円/kWh]、令和元年度15.82[円/kWh]、令和2年度13.83[円/kWh]、令和3年度16.51[円/kWh]、令和4年度32.77[円/kWh]で計算しています。
令和4年度は電気料金の高騰により2倍近く上昇し、電気料金単価[円/kWh]も高くなっています。
平成16年度に玄関前の屋根にソーラー発電設備を設置しています。(定格出力3.26kW)
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