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掲載日:2025年4月10日

令和6年度研究課題 (土壌・地下水・地盤担当 R6~R8 太陽熱と地中熱による複合システムの有効性の検証)

(土壌・地下水・地盤担当:濱元、石山、柿本、髙沢;温暖化対策担当:嶋田、大和)

空調や給湯など熱エネルギーとして利用する量は多く、脱炭素社会への取り組みにおいて、この熱エネルギーを再エネ熱に転換することが重要である。埼玉県で利用可能な再エネ熱として太陽熱や地中熱が有望である。太陽熱はエネルギー効率が高いエネルギー源である反面、天候や昼夜などの条件によって、利用可能量が大きく変動することが課題である。

一方で地中熱は、天候などの環境条件に対して安定的な熱供給が可能な反面、冬季の暖房で使用する熱エネルギーを全て地中熱で供給しようとすると、多数の熱交換井が必要となりコストがかかることが課題である。

そこで、本研究ではこの両者を連結した複合システムを検討し、各エネルギー源を相補的に利用した高効率かつ低コストである再エネの熱供給システムの可能性を検証する。このシステムは、地中を蓄熱槽として活用できる可能性があり、単に連結する以上の効果が見込めると期待できる。

《研究の概要》(PDF:191KB)

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環境部 環境科学国際センター 研究企画室

郵便番号347-0115 埼玉県加須市上種足914 埼玉県環境科学国際センター

ファックス:0480-70-2031

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