環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 令和元年度研究課題一覧 > 令和元年度研究課題(資源 R01-R03 石綿含有建材目視判定法)
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掲載日:2023年2月1日
石綿含有建材の不適正処理に関わる問題は毎年、多数生じています。埼玉県では、2009年に、空地に敷設された再生砕石の中から石綿含有建材片が見つかり、全国的な石綿不適正処理問題へと波及しました。当担当では、それ以前から解体現場や廃棄物処理現場における石綿含有建材の現場判定の必要性及び分析の簡略化の観点から、石綿含有建材目視判定方法の開発に取り組んできました。これまでの検討では、判定に影響する含有量、繊維の形状、大きさ、他繊維の混合状況等を明確にした解析を十分に行っていませんでした。本研究では、人間が建材中の石綿繊維の有無を判断するときに注目する要素を同定した建材を準備し、現場において石綿判定が必要な人々に目視判定テストを行い、各要素に対する解析を行うことによって、石綿含有目視判定法を精査することを目的としています。
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