環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 令和元年度研究課題一覧 > 令和元年度研究課題(化学 H30-R02 埼玉県内の水系における放射性物質)
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掲載日:2023年2月1日
平成23年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故により、人工放射性物質が大気中により拡散輸送され、本県の一部地域もその影響を受けました。放出された放射性物質は、大気、土壌、河川水等様々な媒体を通じて環境中を移動し、長期に渡って環境中に残留すると予想されます。
県内の河川水に含まれる放射性物質を把握するためには、現在センターで実施している緊急時の前処理方法を用いた測定の検出下限よりも低い濃度で定量する必要があります。そのため、水試料中の放射性物質を迅速かつ低濃度まで測定できる抽出、前処理方法を確立し、県内河川における放射性物質の実態を明らかにします。また、センター内生態園を対象として、水系における放射性物質の動態を解明します。
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