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掲載日:2022年11月29日
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【ビル管理科 大原 啓さん】、【ビル管理科 斉藤 隆二さん】
私は、現在、埼玉県内の水処理施設で設備管理業務に従事しています。
電気工事士の資格を活かせる仕事に就きたいと考え、ビル管理・設備管理の仕事を希望していました。
専門校を修了する1か月位前に水循環センターの運転・維持管理業務の求人が専門校に来たので、それがきっかけで現在の職に就くことができました。
現在、契約社員(1年間)ですが、正社員に向けて実務経験を積んでいます。
求められる資格は、電気主任技術者、電気工事士(所持)、ボイラー技士(所持)、危険物取扱者(所持)、下水道技術検定などです。
求められる能力は、電気設備管理の実務経験です。
運転維持管理業務ですので、職場の設備が問題なく稼働し、従業員がスムーズに操作している姿を見た時に、自身の仕事が役に立っていると感じます。
不具合が起きたり、設備を壊してしまうことがないよう、責任感を持って業務に取り組んでいます。
職場の敷地が広く建物も多いため、通路や設備の設置個所を覚えるのがとても大変です。
地下には管廊があり、通り慣れた人でないと迷ってしまいそうです。
また、電気に関わることでは、特に感電事故が起きないよう注意しています。
現在、日常点検などの基本業務に携わっています。
成果を出すことができるよう、一つ一つの仕事をしっかりと覚えていきたいと思います。
電気以外にも、脱水・焼却など、班が分けられているので、全ての基本的な業務をこなせるようになりたいです。
資格では、来年は下水道技術検定の取得、以降は電気主任技術者の取得に向けて、勉学にも力を入れていきたいです。
電気に関する職に就きたいけど、知識も資格もない・・、そういった方は是非電気工事科又はビル管理科に入校することをお勧めします。
ビル管理科では半年間で5つの資格取得を目指すことができます。
専門技術を初心者が独学で取得するのは、なかなか厳しいものがあります。
電気工事士の資格があれば様々な職種(電気工事、ビル管理、設備管理など)への就職が目指せますので、大変な事もありますが、是非挑戦してみてください。
私は、現在、さいたま市内の商業施設でビル管理業務に従事しています。
ビル管理という技術を求められる中で、採用要件に経験者とある求人が多いです。
そういう中で、専門校生なら採用するよ、と言ってくれたのがこの会社です。
太平ビルサービス株式会社は、専門校生の就職実績が多く、規模も大きく、様々な現場を持っており、将来に向けスキルアップができるというのが、この会社に就職した一番の理由でした。
もう一つの理由は、ビル管理業界は中高年が就労できる職業ですが、この会社は20代から70代まで幅広い年齢のかたが活躍していて、新しい技術も熟練の技術も学べると思ったことです。
私は未経験からのスタートなので、全てがキャリアパスと言えると思いますが、配属された現場が新規に受託した現場だったことで、全てがゼロからのスタートでした。
全員が設備機器の取扱説明書を読込み、上司や先輩社員から指示と意見を聞き、点検作業などのマニュアル作りから始めました。とても大変で神経を使う日々が続きましたが、入社一年目から貴重な経験を積むことができ、今思えば感慨深いです。
また、管理しているビルは築30年を経過し、4年前から大規模修繕(大型設備機器の更新)が行われており、最新の設備機器への更新にあたって、設計段階から関わることができ、大いにやりがいを感じています。
一番は、やっぱり、お客様から感謝される、ということしかありません。
ビル管理は裏方の仕事です。テナント様と接するときは、テナント様が何か設備で困ったことがある時がほとんどです。困っていることを知識と技術で解決して差し上げるのが仕事ですから、きちんと仕事ができれば必ずお礼を言って頂けます。
自分の仕事は人の役に立ち、人に感謝される良い仕事だと思っています。
未経験からのスタートでしたので苦労の連続でした。ビル管理の仕事は、経験と知識、対話能力が全てです。経験がない私にとっては、全て苦労しながら一歩一歩進んできたと言えると思います。
そんな私にとって、専門校の授業や実習で身に付けた知識は大きな助けになりました。
また、修了してからも同級生と連絡を取り合っていたので、大変な時は横の繋がりで助け合えたことも大きかったと思います。会社や現場が違っても、自分の所ではこうしているよ、などの具体的なアドバイスを交換し合えて助かりました。
新規の現場で立ち上げから参加できたことで、マニュアルや点検要項を作成する所から経験できました。そのことで常に業務改善ということを意識でき、自分が行っている点検や作業を、より正確に、より効率よくという意識を常に持ち続けています。
現在、現場で使用しているマニュアルは改善を重ね、現場立ち上げ当初に使用していたものと比べると、とても良いものができていると思います。
この仕事について8年目ですが、技術員としては、まだまだだと思っています。
設備もどんどん進歩しているので、新しい知識や技術をもっと身に付けていかなければなりません。
また、今まで身に付けた知識や技術を後輩に伝えていく、後輩社員の育成も仕事になっています。
自分もスキルアップをしながら、後輩社員を太平ビルサービス株式会社の看板を背負うのにふさわしい人材に育成するということが、今後の課題であり目標です。
DIYが好き、機械や電気に興味がある、人と話すことが好き、どれかに当てはまれば、あなたはビル管理の仕事に向いているかもしれません。
この仕事は、ビルがなくならない限り、無くなることはありませんし、定年後も二次雇用(再雇用)を勧めている業種です。
そして、この仕事で身に付く知識や技術は、私たちの生活に身近なものですので、様々な場面で役立つことが多いと思います。
私は、ビル管理という仕事は、長く働けて、いわゆる潰しも利いて、様々な経験を役立てることもできるうえ、人に感謝される素晴らしい仕事だと思っています。
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