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掲載日:2021年12月16日
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私達の身のまわりにはたくさんの虫たちも生きています。
人の生活と関わりをもち、以下のような影響を与えてしまう虫たちがいます。
こういった虫たちを「衛生害虫」と呼びます。
ここでは埼玉県内に分布し保健所などによく相談される衛生害虫についてご案内します。
虫といっても生物分類学上のいわゆる「昆虫綱」に分類されるものだけでなく、
「ダニ目」に分類されるものについても衛生害虫に含めています。
また、以下の各種の形態に関する解説において特にことわりがない場合には成虫について述べています。
それぞれの虫の名前をクリックすると説明をご覧いただけます。
(虫の画像も掲載しています。)
1対2枚の翅をもち、飛ぶことが上手です。蚊もこのなかまに含まれます。
体が楕円形で、触角が長く、脚にたくさんのトゲトゲ(刺)がついています。
不完全変態(さなぎの時期がない)で、幼虫も成虫と同じような形態です。
世界中で4000種以上が知られ、そのほとんどが野外に生息しています。
日本でも60種ほどが記載されていますが、多くは九州以南、南西諸島の屋外に分布しています。
硬い翅の下に、飛ぶための軟らかい翅を持っています。卵→幼虫→さなぎ→成虫と成長します。
穀物や粉類などを食害するものについて紹介します。
昆虫のように体が頭胸腹の3つに分かれていません。脚は4対8本あります。
日本中で約2000種が知られていますが、ヒトの生活に影響する衛生害虫となるのはほんの数%です。
このページは以下の文献等を参考にして作成しました。
津田良夫、安居院宣昭、谷川力他編.2020.衛生動物の事典.朝倉書店.
日本家屋害虫学会編.1995.家屋害虫事典.井上書院.
安富和男、梅谷献二.1983.衛生害虫と衣食住の害虫.全国農村教育協会.
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