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掲載日:2021年12月14日
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体長2.5mm程度で体が黄色く、眼が赤褐色のキイロショウジョウバエが屋内でよく見られる代表的な種です。
樹液、腐果実、キノコ、生ゴミなどの腐敗した植物質などから発生します。
成長が早く、好条件下では10日程度で卵から成虫になります。
体長2~3mm程度で黒色から黒褐色の種が多く、胸背が隆起しています。脚の腿節が太いのが特徴です。
1年中発生していますが、夏場に多く見られます。テーブルの上や窓際などを走り回る性質があります。
家屋内外でよく見られるオオキモンノミバエやクサビノミバエは動物死体や、昆虫死骸など動物性の腐敗質から発生します。
上記2種のコバエ類に対しては、生ゴミを蓋つきの容器で成虫の侵入を防ぐことで屋内での発生を予防します。
さらに網戸を閉めることや細かいすき間をふさいで侵入を阻止します。
体長4~5mm程度で、脚は黒と白のしま模様があり、胸部の背面には白い線があります。
ヒトに吸血嗜好性をもち、人家周辺で吸血された場合にはほぼこの種によるものと考えられます。
幼虫は水中でボウフラとして成長し、屋外の人口容器や竹の切り株や雨水枡等のわずかな水量でも発生できます。
デング熱、チクングニア熱、ウエストナイル熱、ジカウイルス感染症など様々な感染症の病原体を媒介することが知られています。
※現在(令和3年12月)、これらの感染症は日本国内での発生は無く、輸入感染事例として発見されているのみです。
体長5mm程度で、体色は黄褐色、脚や口吻は暗色で腹部の各節には白帯があります。
ヒトからもよく吸血しますが、鳥類も好んで吸血します。
犬糸状虫、日本脳炎などを媒介します。
上記2種の蚊に対する対策としては、忌避剤を表示されているとおりに使用して刺されないようにしましょう。
さらに、ヒトスジシマカは少ない水でもボウフラが発生するため、庭先などで放置されている容器に雨水が溜まっていないか
確認し、溜まっていた場合は水を捨てましょう。
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