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掲載日:2023年9月25日

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個人情報は渡さない!本物っぽい偽メールによるフィッシングに注意

【事例1】
「銀行口座を凍結したので再開手続が必要」という通知がSMSで届いた。口座を持っている銀行だったので慌ててURLをクリックし、現れた画面に名前、住所、電話番号、口座番号、暗証番号などの個人情報を入力した。後日、その銀行から「口座に消費者金融から100万円が振り込まれ、すぐ出金された」と連絡があった。

【事例2】
実在する生命保険会社から「ALPS処理水放出による健康被害を保障します。診断により一千万円の前払いをします。定員があるので申請はお早めに」というメッセージとともに、申請先URLが記載されたメールが届いた。最近、処理水についてよく耳にするが、本当だろうか。

イラスト:フィッシング詐欺のメール画面とだまされない人


実在する企業、銀行、通販サイト、通信会社、宅配業者、公的機関などを装ってSMS(ショートメッセージサービス)やメールを送り、個人情報をだまし取る「フィッシング」の相談が寄せられています。

メールの件名を【重要】【至急】としたり、「料金未納」「不正使用」といった文言で消費者の不安をあおる以外にも、話題性のあるキーワードを用いるなど次々とメールの内容を変えますが、基本的な手口は同じです。(1)消費者の関心を引いてメールを開かせ、(2)メッセージ内に仕込んだURLをクリックさせ、本物そっくりな偽サイトへ誘導し、(3)クレジットカード情報やID、パスワード、暗証番号などの個人情報を入力させ、(4)情報を不正使用して金銭をだまし取ります。なお、URLクリック後、不正アプリをインストールさせる手口もあり、注意が必要です。

消費者へのアドバイス

  1. 慌てず冷静に対応することが大切です。ふだんから取引がある、心当たりのある相手からのSMSやメールであっても、開く時には注意を払いましょう。
  2. 金銭のやり取りをする、個人情報の入力を促すような内容には警戒してください。メールに記載されたURLにはアクセスせず、公式サイトを調べたり、実存の店舗等に問合せましょう。
  3. 偽サイトにアクセスしてしまった場合、個人情報は絶対に入力しない(アプリはインストールしない)で、すぐサイトを閉じてください。
  4. 日頃から、正規のURLをブックマークする、正規アプリを利用するようにしましょう。

困った時には、お近くの消費生活センター等にご相談ください。

以下の「お問い合わせフォーム」からの消費生活相談はお受けできません。
ご相談は、相談専用電話番号へおかけください。(県の消費生活相談窓口 または 消費者ホットライン 188)

お問い合わせ

県民生活部 消費生活支援センター  

郵便番号333-0844 埼玉県川口市上青木三丁目12番18号 SKIPシティA1街区2階

ファックス:048-261-0962

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