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掲載日:2022年11月29日
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南矢荻中部防犯パトロール隊の活動を取材させていただきました。この団体は、令和元年度埼玉県防犯のまちづくり推進会議総会において、埼玉県知事から感謝状を贈呈されています。
この日は午後3時半頃からおよそ1時間かけて南矢荻中部地区をパトロールしました。
4名の隊員が、地区内の情報を交換し合いながら周囲の様子に目を配って歩いていました。
パトロール中に出会ったご近所の住民とのちょっとした会話から、住民同士で地域を見守っている様子や、活動を温かく応援している皆さまの思いが伝わってきました。
風でめくり上がっていた「のぼり旗」を直していました。
のぼり旗をきれいに整備することが犯罪を起こさせにくい地域づくりにつながっています。
平成18年頃、明日を担う子どもたちの減少や高齢者世帯の増加を実感した当時の区長を筆頭にした役員が、地域の安全性確保や連帯感の醸成を図るため、防犯活動を始めました。
平成18年4月から一年間を通し班長2名で週3回地域内を巡回しています。年末には、役員による歳末警戒パトロールも実施しています。
住民の皆さんに出会った時などに声かけや挨拶をすることを心がけています。また、効率的な巡回ルートを示したりパトロール隊員の安全性確保を喚起したりしています。
また、のぼり旗を目のつきやすい場所に設置し、犯罪の抑止力としています。近年は台風など風が強い日が多く、頻繁に旗の付け替えをしています。
パトロール隊の中には共働き世帯もいますので、午後3時から7時の間で、2人で協議して無理のない範囲で巡回時間を決めて活動していただいています。都合が悪い人に代わって区長が代役をする場合もあります。
巡回することによって地域の人たちと触れ合え、ご近所意識が芽生えることです。地域の防犯活動の一翼を担っていることを実感すると活動が楽しくなり、日々の生活の活力にもつながっています。
パトロールのスケジュールやルートを役員班長会議で話し合って決め、無理のない範囲で活動することです。防犯パトロール隊設立14年目になりますが、まさに住民による自主的な防犯パトロール隊となってきています。
また、12ある班の班長は1年交替となっているため、皆で協力して活動しているという意識があるのも良いことだと思います。パトロールが地域の生活の一部となり、気軽に声をかけていただけるのも活動を続ける支えになっています。
ご存知かと思いますが、入間・所沢・狭山市は振り込め詐欺被害の多い地域です。そこで、毎年各地区の防犯リーダーである区長が集まり、金融機関利用者などへ啓発活動を行っています。
南矢荻中部防犯パトロール隊の皆さま、取材に御協力いただきありがとうございました。
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