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掲載日:2024年2月7日
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春日部市は、江戸時代に日光街道などの主要道路の整備とともに、粕壁宿として栄え、発展を遂げました。
東西方向に東武アーバンパークラインと国道16号バイパスが横断し、南北方向には東武スカイツリーラインと国道4号・4号バイパスが縦断していて、都心への通勤圏となっている一方、水田や屋敷林が広がる水と緑の豊かな都市として、美しい景観と恵まれた自然環境を有しています。
「子育て応援キャラクター」で「まちの案内人」でもあるアニメ「クレヨンしんちゃん」が市の特別住民として有名です。
市の花であるフジは、春に淡紫色または白色の花を房状に咲かせます。市内にある牛島のフジは樹齢1,200年以上ともいわれ、国指定特別天然記念物、新日本名木百選となっています。また、毎年4月下旬開催の「春日部藤まつり」の頃には街路樹として日本一の長さを誇るふじ通りのフジ棚が皆さんをお待ちしています。
首都圏外郭放水路は、大雨が降った場合に中川、倉松川、大落古利根川などの河川の増水した水を取り込み、江戸川へ流すことによって洪水を防ぐ役割を持つ世界最大級の地下放水路です。それぞれの川から流入した水は4つの立坑と呼ばれる縦穴に取り込まれる仕組みとなっています。立坑に取り込まれた水は全長6.3kmのトンネルを通じて庄和排水機場の調圧水槽へと流れ込みます。
「地下神殿」とも言われる調圧水槽
地下約22mの位置につくられた長さ177m、幅78m、高さ18mに及ぶ調圧水槽の中には、調圧水槽を支える59本の柱があり、その光景は「地下神殿」とも言われています。この調圧水槽で、流れてきた水の勢いを弱め、巨大ポンプで少しずつ江戸川へ排水します。このような首都圏外郭放水路の仕組みによって、中川・綾瀬川流域の地域が水害から守られています。(地下神殿の見学会は有料、予約制電話048-747-0281)
首都圏外郭放水路内の1階と2階に首都圏外郭放水路地底探検ミュージアム「龍Q館」(以下「龍Q館」)があります。ここでは首都圏外郭放水路について学ぶことができます。「龍Q館」の1階には市民ギャラリー、2階には地底体感ホール、展示室(マイタウン・マイリバー、テクノロジーBOX)があります。地底体感ホールは首都圏外郭放水路のパワーを映像でバーチャル体験することができ、特におすすめです。
多くのメディアに取り上げられ、映画やドラマのロケ地としても利用されているため、来館者は年々増加傾向にあります。洪水を防ぐ大きな役割を果たす首都圏外郭放水路のこと、「龍Q館」でもっと知ってみませんか。
入館料は無料(20人以上の団体利用は事前予約が必要)です。
「龍Q館」2階の様子
地底体感ホール
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