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掲載日:2024年9月17日
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埼玉の偉人といえば、渋沢栄一、荻野吟子、塙保己一、、、だけではありません!
日本初の林学博士であり、「日本の公園の父」とも呼ばれる本多静六博士について御紹介します。
本多静六は江戸時代末期の慶応2年(1866)現在の埼玉県久喜市に生まれました。
明治32年(1899)日本で初めて林学博士の学位を取得し、東京帝国大学農学部の教授として、明治・大正・昭和時代にかけて、日本を代表する林学の専門家として活躍しました。
また、日本の造園学の基礎を築いたことでも知られており、全国各地の公園の設計を手がけ、国立公園の創設にも尽力したことから、「日本の公園の父」と呼ばれています。
この他、本多静六は、自身で考案した倹約と貯金法を生活の中で実践し、ばくだいな富を築いた資産家である一方、それらの貯蓄を育英事業などで惜しみなく社会へ還元した社会活動家・慈善活動家でもありました。
昭和27年(1952)85歳で亡くなるまで、生涯を通じて360冊あまりの著書を著しました。
その中には、自身の経験に基づいた処世訓を数多くのこしたことでも知られています。
第1話本多静六博士はどんな人?(令和5年3月22日公開)
第2話林学博士としての本多静六(令和5年3月29日公開)
第3話「日本の公園の父」としての本多静六(令和5年4月7日公開)
第4話本多静六の生き方(令和5年4月17日公開)
第5話本多静六の育英事業(令和5年4月28日公開)
第3話「日本の公園の父」としての本多静六(PDF:229KB)