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掲載日:2023年2月17日
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「都市農業」とは、都市農業振興基本法においては、市街地及びその周辺の地域において行われる農業と定義されています。
消費地に近いという利点を活かし、新鮮な農産物の供給だけでなく、農業体験を通した交流や安らぎの場、災害時の避難所等、重要な役割を果たしています。
また、埼玉県では、都市農業振興基本法に基づく地方計画を策定しています。
農林水産省ホームページ(都市農業の振興・市民農園をはじめませんか)
「三富地域」は、川越市、所沢市、狭山市、ふじみ野市、三芳町の4市1町にまたがっており、都市近郊にありながら、江戸時代に開拓された当時の姿を今に伝える、緑豊かで歴史の薫る美しい畑作地帯です。
この地域の特徴は、一農家ごとに細長く地割り(区画)され、屋敷地・農地・平地林に配分されている点です。平地林の落ち葉を集め、畑の肥料にする伝統的な農法が現在も行われています。
三富地域の農業を守り、育てるため、三富地域ネットワーク「さんとめねっと」が設立されています。落ち葉掃きや農作業体験など、年間を通していろいろな活動を行っています。詳細はホームページをご覧ください。
平成29年3月14日(火曜日)、「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が日本農業遺産の認定地域に選ばれました。
「武蔵野の落ち葉堆肥農法」は、火山灰土に厚く覆われた草原に、江戸時代から木々を植えて平地林を育て、落ち葉を集めて堆肥として畑に入れて土壌改良を行うことで農作物の安定的な生産を実現し、景観や生物多様性を育むシステムです。詳細は、川越農林振興センターのホームページを御覧ください。
川越農林振興センターホームページ(「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が日本農業遺産に認定されました。)
日本農業遺産は、多様な伝統的農林水産業が営まれている国内の地域の価値を評価し、認知度を高め、地域の活性化につなげるため、平成28年4月に農林水産省が創設し、農林水産大臣が認定するものです。
農林水産省ホームページ(世界農業遺産・日本農業遺産(別ウィンドウで開きます))
「見沼田圃」は、さいたま市、川口市の2市にまたがっており、首都近郊に残された数少ない大規模緑地空間で、豊かな自然が残された地域です。平成7年に「見沼田圃の保全・活用・創造の基本方針」を策定し、治水機能を保持しつつ、農地、公園、緑地等としての保全を図っています。
ジャガイモ掘りの様子です
見沼農業の振興を図り、見沼田圃を保全するため、次の事業を行っています。
事業主体 |
事業内容 |
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さいたま農林振興センター |
農業者への栽培技術指導等 |
(社)埼玉県農林公社 |
県民ふれあい農園、収穫体験イベントの開催、公有地の管理等 |
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