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掲載日:2023年9月4日
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平成13年9月に国内で初のBSE感染牛が確認され、翌10月から全国一斉にBSE検査が始まりました。
国内のBSE対策への取組が行われて15年以上が経過し、国内外のリスクが大きく低下するとともに、平成28年8月に内閣府食品安全委員会は「食用にと畜される48か月齢超の健康牛のBSE検査を廃止しても人への健康リスクは変わらない」とする食品健康影響評価の結果を示しました。
このため、厚生労働省では厚生労働省関係牛海綿状脳症対策特別措置法施行規則の一部を改正する省令を平成29年2月23日に公布し、健康牛のBSE検査を平成29年4月1日から廃止することを決定しました。
県においても、これらの状況を踏まえて国の方針に合わせることとし、健康牛のBSE検査を次のとおり見直しすることといたしました。
と畜場における健康牛のBSE検査の廃止
平成29年4月1日
平成13年10月(全国一斉開始)
平成13年10月から平成25年6月まで:全ての牛
平成25年7月から平成29年3月まで:48か月齢超の牛
埼玉県食肉衛生検査センター
これまでに約41万頭の検査を実施し、陽性が判明したのは1頭のみ(平成13年11月)
平成29年4月1日以降、関係法令に基づき以下の対策を引き続き講じていきます。
24か月齢以上の牛のうち、生体検査で神経症状が疑われたものや全身症状を呈する牛を対象とするBSE検査は継続します。
全月齢の牛の扁桃及び回腸遠位部、並びに30か月齢超の牛の頭部(舌、頬肉及び皮を除く)、せき髄及びせき柱については排除します。
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