埼玉県の肝炎に対する取組
埼玉県肝炎対策推進指針について
埼玉県では、肝炎対策基本法及び「肝炎対策の推進に関する基本的な指針」(厚生労働省告示・令和4年3月7日一部改正)の趣旨に即し、本県の実情を踏まえたウイルス性肝炎(B型及びC型)に係る対策を一層促進するため、埼玉県肝炎対策推進指針を改正しました。
肝炎は早期発見・早期治療が大切です
- ウイルス性肝炎(B型及びC型)は、感染していても症状が現れにくく、感染に気づかないことがあります。また、将来肝硬変や肝がんといった重篤な病態に進行する可能性のある疾患です。
- 埼玉県では、早期発見、早期治療の観点から肝炎治療医療費助成や肝炎ウイルスの検査を実施しています。
- 平成20年3月1日に埼玉医科大学病院(毛呂山町)が「肝疾患診療連携拠点病院」として埼玉県の指定を受けました。同拠点病院は、埼玉県の肝疾患診療に関する中心的な役割を担う医療機関です。
- 地域における肝疾患診療に関する病院ネットワークとして、県内10地区を定め、地区ごとに「地区拠点病院(専門医療機関)」を定めています。また、地区拠点病院と地域における肝臓病診療が可能な医療機関との連携体制の整備促進に取り組んでいます。
- 普及啓発用ポスター・リーフレットを掲載しています。
肝疾患診療における診療情報提供書について
埼玉県肝疾患連携拠点病院等連絡協議会では、かかりつけ医が肝疾患患者を肝臓病専門医に紹介する際に用いる紹介状と専門医からかかりつけ医への報告書を作成しました。これらの診療情報提供書はダウンロードして利用することができます。この診療情報提供書は、患者を紹介するかかりつけ医の施設でどのような医療行為が実施できるかをチェックするのが特徴であり、これによって肝臓病専門医が精査した患者を円滑に逆紹介できるようにしています。
診療情報提供書ダウンロード【Word】(ワード:50KB)
肝疾患診療連携拠点病院及び病院ネットワーク(専門医療機関)