10月29日は世界脳卒中デー、10月は脳卒中月間です。

脳の血管が破れたり詰まったりすることによって、脳が障害を受け、突然の激しい頭痛やしびれ、ろれつが回らないなどの症状が現れる病気です。 

日本人の死因の第4位（厚生労働省「人口動態統計」令和2年）、介護が必要となった原因の第2位（厚生労働省「国民生活基礎調査」令和元年）となっています。

命にかかわるだけでなく、一命をとりとめても元どおりの生活が難しくなることがあります。

予防はもちろん、発症したときには早急な対処が必要です。

脳卒中発症の合言葉「ACT FAST」 脳卒中かなと思ったら救急車を呼ぶなどすぐに医療機関を受診しましょう。

症状は様々ですが、いずれも「突然」生じます。

脳卒中の主な危険因子は、高血圧、糖尿病、脂質異常症、不整脈、喫煙、多量飲酒です。

減塩、運動、禁煙など、生活習慣を改善することが予防への第一歩となります。

また、定期的に健康診断を受け、その結果を確認することも大切です。

脳卒中予防十か条（日本脳卒中協会）

脳卒中は、⽇本⼈の死因の上位を占め、寝 たきりになる原因の第1位で、認知症になる原因では第2位という、怖い病気です。 予防するためには脳卒中の危険因⼦を知って対策を⽴てることが⼤切。この動画では脳卒中の予防⽅法について、解説していきます。

不整脈のひとつである⼼房細動は、⼼臓で ⾎のかたまり（⾎栓）ができやすくなり、脳梗塞を引き起こすことがあります。症状がなくても50歳を過ぎたら、⽇頃から⾃分の脈をチェックし、⼀年に⼀度は⼼電図をとりましょう。 

⼀過性脳虚⾎発作（脳卒中の前ぶれ発作） を起こした⼈の2％強が2⽇以内に脳卒中になったという報告があります。前触れの症状 （前触れ発作）が起きたらすぐにお医者さんに相談しましょう。この動画では、脳卒中の前触れ発作を解説しています。 

脳卒中の症状は突然起こります。この動画では、脳卒中の症状について解説しています。脳卒中かな？と思ったら、すぐに119番で 救急⾞を呼びましょう。