ページ番号:214347
掲載日:2023年10月24日
ここから本文です。
脳の血管が破れたり詰まったりすることによって、脳が障害を受け、突然の激しい頭痛やしびれ、ろれつが回らないなどの症状が現れる病気です。
命にかかわるだけでなく、一命をとりとめても介護が必要になるなど元通りの生活が難しくなることがあります。
予防はもちろん、発症したときには早急な対処が必要です。
脳の血管が破れる | 脳出血(脳内出血、くも膜下出血) |
脳の血管が詰まる | 動脈硬化で細くなった脳血管が詰まる(ラクナ梗塞) |
血管にコレステロールが溜まって、血の塊ができて詰まる(アテローム血栓性脳梗塞) | |
心臓など他の部位で作られた血の塊が血流によって脳血管に流れてきて詰まる(心原性脳塞栓症) |
あれ?おかしい、いつもと違うと思う症状が見られたら早めに受診しましょう。
心臓のまわりを通り心臓の筋肉(心筋)に栄養を届けている血管(冠動脈)が動脈硬化などの原因で狭くなったり、詰まったりして、心筋に栄養が行かなくなることで起こる病気です。
身体の中の一番大きな血管(大動脈)が裂けてしまう病気です。
前触れもなく、「突然」胸や背中に強い痛みが起こります。
「突然」「激しい」症状が出たら我慢せずに早めに医療機関を受診しましょう。
ひとの心臓には、弁に仕切られた4つの部屋があります。
それぞれの弁は、血液が常に一定方向流れ、逆流を防止しています。
弁が正常な状態で動いていれば血液が逆流することはなく、4つの弁が規則正しくに開閉することで、血液は正しい方向に流れて行きます。
心臓にある弁に何らかの病的な障害が起き、本来の役割を果たせなくなった状態を「心臓弁膜症」といいます。
大まかに次の2つのタイプがあります。
心臓弁膜症には、生まれつき弁の開閉に異常がある先天性のものと、加齢や感染症などが原因で起こる後天性のものがあります。
現在は加齢や生活習慣病が原因で弁の変性や石灰化が起こり、心臓弁膜症になる人が増えています。
初期には自覚症状がないこともあります。
多くの症例はゆっくりと進行し、息切れ、胸の圧迫感や痛み、疲労感、ふらつき、めまい、失神および運動困難などが出現します。
ただ、心臓は何とかこの危機を乗り越えるために、心臓を肥大させたり、拡張させたりして、心機能を何とか維持しようとするため、症状が出ないことが多く、実際症状が出てきた時は既に重症弁膜症に陥っていることが多いことも特徴です。
“症状が無い”というケースもあることを注意しておきましょう。
また、まれに腱索断裂や大動脈解離などにより急激に心不全症状を呈することがあります。
心臓弁膜症の発見には定期的な「聴診」や「心エコー図検査」が極めて重要です。
特に聴診は最も簡便ですぐにできる方法です。
健康診断で心雑音を指摘された場合は、主治医と相談し循環器専門の先生を受診しましょう。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください