多機能型地域子育て支援モデル事業について

「多機能型地域子育て支援」とは

　子育て家庭が身近な地域で安全にかつ安心して子育てができるよう、利用者支援専門員が市町村内の妊産婦支援（母子保健）や子育て支援（児童福祉）等を実施する事業所等を巡回し、連携体制を構築することで必要な支援に関する情報の提供や相談・援助などをワンストップで実施するもの。

多機能型地域子育て支援モデル事業の概要

　子育て家庭の孤立・孤育てを防止するため、産前産後から就学前・就学後まで様々な子育て家庭のニーズに対応する「多機能型地域子育て支援 」 を実施。

　モデル事業（3か所）を実施し、具体的な実施のプロセスやメリットを示すことで県内全市町村への波及を目指す。

• 実施することで想定されるメリット

• 身近な地域に産前産後から就学前・就学後まで切れ目のない支援体制が構築されることで、子育て家庭の孤立化が解消
• 必要とする支援にアクセスすることができ、安心して子供を産み育てられる環境が整備
• 実施団体が認定こども園等を運営している場合、産前産後事業の利用を契機に認定こども園等に入園する児童を獲得

 副次的な効果として子育て家庭が住みやすい街という市町村の魅力向上にも寄与

 

多機能型地域子育て支援モデル事業実施団体の紹介

　令和5年度に埼玉県多機能型地域子育て支援モデル事業補助金を活用した団体の取組を紹介します。

• 行田市

　保育所及び放課後児童クラブを運営している社会福祉法人が、新たに、妊娠中又は乳幼児を持つ保護者を対象とした体操教室や相談会を既存の施設内で実施。

　行田市事業成果報告書（PDF：429KB）

• 蓮田市   

 　蓮田駅西口行政センターのプレックスキッズ内で、子育て世代包括支援センター、地域子育て支援拠点、一時預かり、学校を休みがちな子をもつ親のつどい、不登校の子供たちの居場所「りあん」を複合的に実施。

　蓮田市事業成果実施報告書（PDF：214KB）

• 白岡市

　社会福祉法人が、妊婦や出産間もない人を対象とした育児講座や、放課後の居場所づくり事業を一体的に実施。

　白岡市事業成果実施報告書（PDF：449KB）