ページ番号:12489
掲載日:2024年6月11日
ここから本文です。
世界にはたくさんのこどもがいます。どのこどもも、「心身の障害」「人権」「皮膚の色」「性」「宗教」「社会的出身」などによって差別されることはありません。
こどもに関係のあることを決めるときは、まずこどもにとって最もよいことを考える必要があります。
世界の国々では戦争で犠牲になるこどもがいます。日本でも虐待やいじめで苦しんでいるこどもがいます。生きることは人間にとって最も大切な権利です。国は、こどもが生きるために、そして健やかに成長していくことを確保しなくてはなりません。
こどもは、自分の意見を自由に言うことができます。その意見は、こどもの年齢や発達段階に応じて、正当に重視されなくてはいけません。
こどもも、一個の独立した「個」としてプライバシー、名誉を持っています。言いたくないこともあるし、心を傷つけられることは言われたくありません。
子育ての責任は父親、母親にあります。国はその手助けをしなくてはなりません。
こどもはいじめや体罰、虐待などあらゆる暴力から守られなければなりません。また、これらのことから保護される権利があります。
こどもが生活する家庭がこわれてしまったり、こどもの成長にとってふさわしくない場合、こどもは国から特別の保護や援助が受けられます。
からだなどが不自由なこどもたちも、生きる権利は同じです。こどもは最適な援助を受けるとともに、自立を目指し積極的な社会参加ができる条件のもと、充実した生活をする権利があります。
こどもには、教育を受ける権利があります。世界中のこどもたちが学校で学べるように国際協力が必要です。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください