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掲載日:2022年4月13日
男性と女性が互いにその人権を尊重し、喜びも責任も分かち合いつつ、性別にとらわれることなく、その個性と能力を発揮できる社会です。
男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会。(第2条)
憲法には「個人の尊重」と「法の下の平等」がうたわれ、これまで、男女共同参画社会の実現に向け、様々な取組が行われてきました。
しかしながら、「男は仕事、女は家庭」といったような性別による固定的な役割分担に基づく人々の意識や社会慣行は、依然として根強く、様々な場面で男女間の不平等を感じることもまだまだあります。
また、男性優位の社会構造や男女間の経済的な格差は、女性に対する暴力や人権侵害を生み出す根本的な原因であると指摘されています。一方で男性は「男らしさ」を求められるあまり、仕事や家庭での重責から生じる精神的負担や子育て期の長時間労働など、自殺や過労死にもつながるような過度の負担が生じています。
性別に基づく固定的な役割分担意識による決めつけは、男性が家庭生活や地域生活を楽しむことを難しくしたり、社会参加の意欲を持つ女性が様々な分野で活躍することを困難にしたりしています。
少子高齢化の進展、産業構造の変化、家族形態の多様化など、急速に進む時代の変化に対応するためには、固定的な意識や慣行を見直し、男女が個性と能力を十分に発揮し、あらゆる分野に対等に参画できる男女共同参画社会の実現が必要です。
男女共同参画社会の実現には、県や市町村の取組はもとより、県民の皆さんや事業者が、男女の人権を身近な問題として考え、相互に協力していくことが今にもまして切実に求められています。
家庭では
◎男女が相互に協力し、社会の支援を受けながら、家庭生活と職業生活・地域活動とのバランスのとれた生活スタイルが実現します。
職場では
◎女性の政策・方針決定過程への参画が進みます。男女共に自らの能力を発揮し、多様な人材が活躍することによって、活力ある経済活動が実現します。
地域では
◎性別や年齢にかかわらず、男女共に様々な地域活動へ参画します。男女が、性別による固定的な役割分担意識にとらわれず相互に協力し、地域活動に貢献します。
ひとりひとりの豊かな人生
仕事、家庭、地域生活など、多様な活動を自らの希望に沿った形で展開でき、男女がともに夢や希望を実現
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