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掲載日:2024年3月28日
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埼玉県では、県民参加のもと、地球温暖化の防止や水源のかん養等、森林が持つ公益的機能の維持増進を図るとともに生活に潤いと安らぎをもたらす身近な緑を保全・創出するため、平成20年度に「彩の国みどりの基金」を創設しました。
この基金は、自動車税収入見込み額の1.5%相当額(自動車1台当たり500円程度)と県民や事業者の皆さまからの寄付金を財源として、水源地域の森林整備や里山・平地林の再生などに使われています。
水源のかん養を図るため、スギやヒノキの人工林を強度に間伐することにより、林内に光を入れて下層植生を育てます。
また、シカの食害を受けて荒廃した森林において、シカの侵入を防止するネットや土砂の移動をおさえる工事を行って、土砂の流出を防ぐとともに森林の回復を行っています。
戦後植林された人工林の多くは木材として利用可能な林齢に達していますが、木材価格の長期低迷により森林経営意欲が低下し、皆伐をして再造林する森林が減少し、「森林の高齢・少子化」が進んでいます。
このため、高性能林業機械システムの導入のほか、皆伐から植栽、保育までの一貫作業を支援して、森林の循環利用を促進しています。
手入れのされない里山などのタケやササ等の刈り払いを行い、健全な森林に再生するとともに、里山の景観の維持を図っています。
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