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掲載日:2023年10月20日
Q 松下昌代 議員(無所属)
一般国道254号和光富士見バイパスは、現道の交通混雑の緩和、東京外かく環状道路へのアクセスの強化を目的に計画され、交通の円滑化による産業活動の効率化や都市環境の改善、あるいは東日本大震災で再認識された災害時の緊急輸送路や避難路としての役割を担うものとして期待されています。
令和2年3月には和光市の東京外かく環状道路から県道練馬川口線までの約1.6キロメートルの和光バイパスが都市計画決定され、都県をまたぐ広域的な交通の円滑化や都市計画道路網の充実への期待も高まっているところです。また、第2期整備区間のうち志木市内の県道さいたま東村山線から国道463号までの区間が完成し、7月29日に開通しました。残る第2期整備区間の早期建設については、先ほどの井上議員の質問に対する御答弁からも鋭意整備していただけるとのことで、地元も私も期待をしております。よろしくお願いいたします。
朝霞市では、令和4年4月に施行、朝霞市内間木公園拡張整備等検討委員会条例に基づき、254号和光富士見バイパスに近隣する内間木公園拡張整備及び254号バイパス沿道活性化について現在検討をしています。産業及び商業施設の立地などバイパスの特性を生かした沿道の土地利用が進むことにより、大きな経済効果や雇用が増加するなど、にぎわいと活気のある街の創造が期待できることから、魅力ある沿道の土地利用が進むよう交差点の設置について市と連携しながら積極的に進めるべきであると考えますが、県土整備部長のお考えを伺います。
さらに近年、大雨による内水被害がバイパスが整備される朝霞市内間木地域において多発しています。一般国道254号バイパスの建設が更なる被害を招くことのないよう対策を講じることが必要です。また、大雨の際にもバイパスは冠水せず通行できなくてはなりません。
そこで、朝霞市内間木周辺におけるバイパスの雨水対策について、県土整備部長にお伺いをいたします。
A 金子勉 県土整備部長
まず、交差点の設置について、朝霞市と連携しながら進めるべきについてでございます。
交差点の設置位置や形状につきましては、道路設計の中で、安全で円滑な道路交通機能となるよう、検討を進めております。
今後、朝霞市内間木公園拡張整備等検討委員会など、地元朝霞市の意見も踏まえながら、関係機関と協議し、交差点の設置位置などを決定してまいります。
次に、朝霞市内間木周辺におけるバイパスの雨水対策についてです。
この地域は、新河岸川の旧河川敷であり、周辺の地盤に比べて低くなっております。
このため、バイパス上に降った雨の排水により、周辺の浸水被害を増大させないよう、道路設計の中で対策を検討いたします。
また、大雨時にも通行に支障がないよう、周辺からの雨水の流入を防ぐ対策も合わせて検討してまいります。
今後とも、和光富士見バイパスの整備が地域経済の活性化につながるよう、地元朝霞市と連携しながら事業の推進に取り組んでまいります。
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