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掲載日:2024年12月9日
人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興並びに東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に関する総合的対策」でありますが、今回は、「グローバル人材の育成について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「『埼玉発世界行き』奨学金を利用する方が少ない原因として、給付額が低く留学に行けないと感じている利用者がいると考えるが、低所得者などに向けた別の奨学金制度は検討できないか。また、利用者の状況に応じた的確な支援のため、所得状況を把握すべきと考えるがどうか」との質問に対し、「奨学金の金額については、経済界や大学関係者も参加する運営協議会において、特別枠の設定について諮っていきたい。また、関係団体と協議し、奨学金の応募書類に利用者のバックグラウンドを任意で記入できる欄を設け、選考の際に考慮できるよう検討したい」との答弁がありました。
次に、「外国語指導助手(ALT)の配置について、外国語の習得を目的とするのであれば、コロナ禍でALTが来日できない場合など、オンラインで行えるよう整備することも重要であると考えるがどうか」との質問に対し、「実際にALTが日本人の教員と授業を行うことで、教員自身も学ぶことができるほか、生徒も教員とALTとのやり取りを聞いて学べるという利点がある。一方で、今後もコロナ禍においてALTが来日できない状況も考えられるので、どのような方法でALTを活用していくべきか課題も含め研究していく」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興並びに東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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