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掲載日:2023年12月18日
Q 美田宗亮 議員(自民)
三郷流山橋有料道路につながる都市計画道路三郷流山線が整備されれば、市内道路の渋滞緩和だけでなく地域住民の利便性向上、人や物の流れによる経済効果など地域へ多大な恩恵をもたらすものと期待されております。
そこで、都市計画道路三郷流山線の事業区間の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
また、都市計画道路三郷流山線は、三郷市西部の南北道路である県道葛飾吉川松伏線に丁字で接続する計画となっていますが、付近には三郷団地や多くの住宅があり、三郷流山線の完成後は交通量の増大による慢性的な渋滞などの問題が生じると危惧しています。このため、この都市計画道路を延伸し、新たな橋を中川に架ける必要があると考えますが、併せて県土整備部長の御所見をお伺いいたします。
A 中村一之 県土整備部長
この道路は、県道葛飾吉川松伏線から三郷市北部を東西に連絡し、三郷流山橋有料道路に至る延長約4.3キロメートルの都市計画道路で、有料道路区間のほかに2箇所で事業を進めております。
まず、県道葛飾吉川松伏線から市道111号線までの約1キロメートル区間につきましては、送電用の鉄塔部分以外の用地取得が完了しております。
現在、第2大場川に架かる橋りょうの設計及び鉄塔の移設に向けた協議を行っております。
今後は、橋りょうの架け換えや、鉄塔管理者による鉄塔移設の設計を進めてまいります。
次に、常磐自動車道から県道三郷松伏線までの550メートル区間につきましては、令和元年度から三郷市の協力を得て用地取得に着手し、現在、用地買収率は62%となっております。
令和2年度は、まとまって用地が確保できた箇所から道路工事に着手してまいります。
この区間は、三郷料金所スマートインターチェンジがフルインター化された際にはアクセス道路となることから、その供用までに開通できるよう事業を推進してまいります。
次に、都市計画道路三郷流山線の延伸についてでございます。
延伸が想定される地域では、土地区画整理事業が進められており、大規模な清掃工場や浄水場が立地しているなどの課題があります。
また、都市計画道路三郷流山線の未着工区間には、常磐自動車道やJR武蔵野線との立体交差などがあり、多大な費用と時間を要します。
今後とも、延伸が想定される地域の課題や本路線の進捗状況、周辺地域の交通状況や土地利用の動向なども踏まえ、関係市とともに、引き続き、その必要性を研究してまいります。
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