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掲載日:2023年12月18日
Q 美田宗亮 議員(自民)
ETCは車両を停止することなく料金を支払うことができるシステムで、全国の高速道路では利用者の約9割がETCを利用しています。ETC導入により、利用者の利便性、快適性の大幅な向上、料金所の渋滞緩和、料金所周辺の大気汚染や騒音などの環境改善といった様々な効果が期待できます。さらに、キャッシュレス化により料金所における現金受渡しがなくなるため、新型コロナウイルス感染拡大の防止にも寄与するものと考えます。
しかし、9月定例会における公社事業対策特別委員会での質疑で、簡易なワンストップ型ETCについて言及がありました。また、本県では、皆野寄居有料道路や新見沼大橋有料道路など、他に先駆けて交通系電子マネーが使えるようにしいる実績があります。
そこで、今後、開通する三郷流山橋有料道路では、利便性向上だけでなく有料道路の利用増進の観点からも、ETCをはじめとした非接触の料金徴収システムの導入を検討すべきと考えますが、県土整備部長の御所見をお伺いいたします。
A 中村一之 県土整備部長
現在、高速道路で広く用いられているETCを埼玉県道路公社が管理する有料道路に導入することは、多額の費用を要することから困難であると考えております。
他方、社会実験が行われているワンストップ型ETCは、一旦停止する必要があるものの、通常のETCに比べ初期費用が抑えられるメリットがあり、三郷流山橋有料道路での導入の可能性があると考えております。
ワンストップ型ETCの導入については、引き続き、社会実験の動向を注視していくとともに、効果や費用等の情報収集を行い、検討してまいります。
また、利用者の利便性を高めるため、県内の有料道路で導入されている電子マネーのスイカ・パスモが、三郷流山橋有料道路でも利用できるよう、埼玉県道路公社と調整を進めてまいります。
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