トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和2年6月定例会 > 令和2年6月定例会 一般質問 > 6月19日(金曜日) > 岡村ゆり子(県) > 令和2年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(岡村ゆり子議員)
ここから本文です。
ページ番号:179433
掲載日:2023年7月4日
Q 岡村ゆり子 議員(県民)
世界中で感染拡大されている新型コロナウイルス感染症ですが、いまだ有効な治療薬が確立されておらず、埼玉県でも感染が確認された方が1,000名を超え、残念ながら命を落とされた方もいらっしゃいます。心から御冥福をお祈りいたします。そして、最前線で昼夜問わず御尽力して下さっている医療従事者、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
本県では、緊急事態宣言が5月25日に解除となりましたが、これまでのような日常生活を取り戻すには時間がかかります。第2波、第3波への備えも必要であり、新しい生活様式での暮らしを積極的に進めていかなくてはなりません。これまで本県では知事をはじめ、執行部の皆様の御尽力で、新型コロナウイルス感染症対策として様々な施策が講じられましたが、県民の命と暮らしを守っていくために、より一層な支援を行っていかなくてはなりません。
そこで、知事にお伺いいたします。
まず、医療体制の強化についてお聞きいたします。
本県は、人口に比べ医師の数が少ない状況です。また、感染症指定医療機関については県内のバランスが悪く、県南部にはほとんどございません。第2波、第3波に備えるとともに、来年のオリンピック・パラリンピック開催に向けた感染症対策としても、医師や感染症指定医療機関を早急に増やしていく必要があると考えますが、御所見をお答えください。
A 大野元裕 知事
医師数につきましては、将来に向けて増員が必要と考えておりますが、新たに医師を養成するには一定の期間がかかります。
また、感染症指定医療機関につきましては、県全体では国の基準で病床数64床が必要とされているところ、75床を既に確保しております。
他方、当座の対策として県内の医師に感染症の診療に必要な専門知識や技術を修得していただくことで、感染症に対応する能力を強化しているところです。
例えば、8月に県医師会の監修により、発熱患者の対応や院内感染防止について医師や医療従事者向けの研修会を大規模に実施してまいります。
南部保健医療圏における感染症指定医療機関の指定につきましては、入院協力医療機関を中心に、今後も働き掛けていくことといたします。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください