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掲載日:2022年10月13日
Q 中野英幸 議員(自民)
近年は多くの台風が訪れる中で、記録的な短時間豪雨が頻発しており、河川改修の重要性を認識しているわけであります。これを受けて、県では特にこの川越市内の新河岸川の河川改修と併せて、新河岸川の水位上昇を抑えるため、新河岸川放流路の渋井水門の増設に着手していただいておりますが、川越市内における新河岸川の河川改修の現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いさせていただきます。
A 中村一之 県土整備部長
川越市内の新河岸川については、平成22年までに畳橋の下流まで改修が完了しております。
その後、平成29年10月の台風21号の際には畳橋の上流で新河岸川が溢れ、また、江川流域都市下水路では新河岸川への合流点付近で内水による大きな浸水被害が発生しました。
これを受け、平成30年度から未改修である畳橋から上流約1.8キロメートル区間において3橋の架換えと堤防の整備を進めており、現在、畳橋の仮橋が完成し、架換え工事に着手しているところです。
また、新河岸川の水位上昇を抑え、内水を排水しやすくするために新河岸川放水路への分岐点にある渋井水門の増設工事も併せて進めております。
現在、増設する水門の基礎工事を進めるとともにゲートや操作機器を工場で製作しており、令和2年度末の完成を目指しております。
今後も、浸水被害の軽減に向けて、地元市と連携を図りながら着実に取り組んでまいります。
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