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掲載日:2020年7月8日
Q 白土幸仁議員(自民)
本県は全国で5番目、約730万人の人口を有する県でありますが、夏の甲子園高校野球を筆頭に、県代表としての出場枠は1の競技が多くあります。夏の甲子園は164校中、出場枠は1校、一番参加する高校が少ない鳥取県では25校中、出場枠は1校となっております。1回勝てばベストエイト、一票の格差ではないのですが、生徒の夢の実現可能性の格差は非常に大きいものがあります。
他の競技でもそうです。本県の男子テニスは125校中、出場枠が1校に対して岩手県、秋田県はたった12校中、出場枠が1校です。また、本県はラグビーワールドカップ2019の開催地であり、今後大いに盛り上がりが期待されるラグビーでございますが、県内54校中、出場枠は1校、福井県ではたった3校中、出場枠が1校になります。バスケットボールやサッカー、バレーボールは2校の出場枠を獲得している状況でありますが、ちなみにサッカーは200校を切ったということで、平成31年より2校から1校になる予定というふうにお聞きしております。まだまだ人口に見合った出場枠とは言えない状況です。是非、県としてあらゆる競技において人口に見合った出場枠を獲得し、生徒たちの夢の実現可能性を最大限に拡大していただきたいと考えますが、教育長の御見解をお聞かせいただきたいと思います。我々も野球部の大会、頑張ってまいります。
A 小松弥生 教育長
インターハイや、夏の甲子園大会の参加校数は、主催する全国高等学校体育連盟及び日本高等学校野球連盟が定めております。
現在、インターハイにおいて、原則1都道府県1校の出場枠に対し、埼玉県ではバスケットボール、サッカー、バレーボール、卓球の4競技で特別枠を持っております。
また、夏の甲子園大会については、来年度は100回記念大会のため、埼玉県を含む7府県に2校の出場枠が与えられることが決定しております。
精鋭が集まる全国大会は、運動部の生徒にとって大きな憧れや夢であるとともに、将来のアスリート育成という点でも、非常に大きな意義があると言えます。
しかし、インターハイにおきましては、大会開催経費の節減、開催地負担の軽減等の理由から、全国高等学校体育連盟が平成27年12月に大会参加校数の統一基準を定めまして、平成31年度から適用されることになりました。
この基準では、競技種目の加盟校数が200校未満の都道府県、埼玉県も該当してしまいますが、原則1校の出場枠となります。
県といたしましては、スポーツ全国大会の出場枠については、埼玉県高等学校体育連盟や埼玉県高等学校野球連盟とも連携をして、対応を検討してまいりたいと考えております。
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