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掲載日:2019年10月17日
Q 岡田静佳議員(自民)
昨日、安藤議員も質問されていましたが、本日は東所沢からたくさんの応援団が傍聴にお越しになっていますので、改めて質問させていただきます。
今年の4月20日の交通政策審議会の答申で、東京12号線、いわゆる地下鉄12号線の延伸について、東京圏の都市鉄道が目指すべき姿を実現する上で意義のあるプロジェクトの一つとして位置付けられました。また、光が丘から東所沢までの一体整備の記述が盛り込まれ、新座市への延伸及び東所沢への結節に向けて大きく、大きく前進しました。しかし、大泉学園町から東所沢駅までの延伸については事業性に課題があり、関係地方公共団体において事業性の確保に必要な沿線開発の取組などを進めた上で、事業者主体を含めた事業計画について十分な検討が行われることを期待。なお、光が丘から東所沢までの延伸、一体整備については東京都と埼玉県にまたがる路線であるため、関係地方公共団体が協調して事業主体を含めた事業計画について検討が行われることが期待とあります。
そこで、企画財政部長にお尋ねします。
答申が出てから半年近くたちますが、県はどのような取組をしましたか。また、関係地方公共団体が協調してとありますが、地元市は促進協議会をつくり、何度も県や国を訪問して、この答申を勝ち取りました。今後は、県が音頭を取って、東京都とも積極的に検討を始めるべきと考えますが、いかがでしょうか。
A 中原健一 企画財政部長
まず県はどのような取組をしたかについてでございます。
本年4月に国の交通政策審議会は東京圏における今後の都市鉄道の在り方について答申を示しました。
答申に先立ち、県では、12号線の光が丘から東所沢までの延伸が答申に位置付けられるよう求めてまいったところでございます。
前回の答申では、武蔵野線方面への延伸とされておりましたが、今回の答申では東所沢と具体の駅名が示されたところでございます。
また、答申では沿線開発などの取組を進めることが、まず求められていることから、現在、まちづくりの主体となる所沢市や新座市と、取組状況や今後の課題等について意見交換を進めているところでございます。
次に、東京都とも積極的に検討を進めるべきについてでございます。
答申では都内区間と県内区間の一体整備については、関係自治体が協調して検討を行うことが期待されるとされております。
県では答申後、東京都に直ちに働きかけ担当課長間で定期的な意見交換を開始しております。
これまで2回開催しており、意見交換を進める中で、課題の整理や関係機関との連携・調整を図っていく考えでございます。
県としては、答申を踏まえて12号線の延伸実現に向け、東京都などと連携してまいります。
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