環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究評価の取組 > 令和元年度第1回研究評価 > R01第1回審査会コメント2/研究課題(大気 R01-R03 汚染物質の排出構造変化)
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掲載日:2023年1月12日
PM2.5濃度は経年的に低下しつつあるが、越境汚染の減少が示唆される中、元々越境汚染の寄与が小さい関東地方において、経年的な低下の要因は必ずしも解明されておらず、短期的な高濃度は引き続き発生しています。また、光化学オキシダント(大部分がO3)の日中のピーク濃度の年平均は横ばいか漸減傾向にとどまっているが、前駆物質であるNOxやVOCの排出量や大気中濃度は低下傾向です。一方、今後に目を向けると、2020年は東京で夏季五輪が開催されるため、光化学スモッグの抑制が大きな課題となります。また、2020年は船舶排ガスに対するSOx規制が強化されます。そこで、本研究では、既に起こりつつある、そして今後起こる汚染物質の排出構造の変化によるPM2.5及びO3への影響を解明します。そして、今後の発生源対策の方向性・指針の提示、今後起こる可能性のあるPM2.5及びO3の変化予測の提示を目指します。
汚染物質の排出構造変化によるPM2.5及びO3への影響
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