介護サービス科
介護サービス科は、高齢者や障がい者に関する知識・技術・姿勢と介護の実践について理解し、それを実践する際の考え方やプロセスを身につけるとともに、医療・保健・福祉施設で必要とされ、かつ地域住民のニーズに応えられる質の高い介護業務を行うことができる人材を育成します。
- 対象:求職者
- 年齢:不問
- 定員:20名
- 授業料:無料(テキスト代等は自己負担となります)
- 訓練期間:6か月(4月~、10月~)
実習風景
目指すのは
「実務者研修修了証書」を取得し、介護施設や訪問介護事業所等への就職を目指します。
3年間の実務経験を経ると、介護福祉士国家資格の受験資格が得られます。
学ぶ内容は
介護の基本、介護における尊厳の保持・自立支援
- 利用者の尊厳について理解し、自立支援、介護予防とは何かを学ぶ。
- 介護職に求められる専門性と職業倫理を理解する。
介護福祉サービスの理解と医療との連携
- 介護、福祉の制度を理解し、サービス利用の流れを学ぶ。
- 介護に関わる各専門職、特にリハビリテーション介護技術や訪問介護の役割・責務、連携について学ぶ。
自立支援とコミュニケーション技術
- 対人援助としてのコミュニケーションを理解する。
- チームにおけるコミュニケーションの重要性を理解する。
老化の理解、認知症の理解、障がいの理解
- 加齢、老化に伴う心身の変化について学ぶ。
- 認知症や高齢者に多い疾病の症状と家族支援等について学ぶ。
- 障がいの概念、ICF(国際生活機能分類)、障がい者福祉の基本的な考え方を理解する。
心とからだのしくみと生活援助技術
- 介護に関する心のしくみ、からだのしくみを学ぶ。
- 介護技術に関する基礎知識、身体の保清、食事、排泄の援助、車いすの介助等を習得する。
- 事例を通してケア計画の作成とケアマネジメントと技術等を学ぶ。
実習及び見学
- 特別養護老人ホーム、通所介護施設において実習を行い、介護職の実際を体験する。
- 訪問介護事業所において同行訪問を行い、介護援助の実際を体験する。
- 実習・見学を通して、福祉職と他職種との連携の在り方を考え理解を深める。
介護過程
- 介護実践の基盤となる介護計画の立案から評価修正に関わる考え方、方法について学ぶ。
医療的ケア
- 喀痰吸引、経管栄養に必要な基礎知識を学ぶ。
- シュミレーターを活用し、喀痰吸引、経管栄養について習得する。
資格取得状況
令和5年度生
資格名
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受験者数(人)
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合格者数(人)
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合格率(%)
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介護福祉士実務者研修修了証書
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23
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23
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100
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訓練時間は
授業時間は午前8時45分~午後4時10分
1日8時限(1訓練時間は45分)
シラバス
介護サービス科シラバス(PDF:10,022KB)
その他
実務実習