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掲載日:2026年5月14日
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高等看護学院は、県内の保健・医療・福祉施設等のニーズに応じ、質の高い看護を実践できる看護師を育成するため、昭和57年4月に開設され、今年で45年目を迎える歴史ある学校であり、各学年80名の3年制で運営されています。
超少子高齢化が進む現代の医療現場では、患者をより個別的かつ総合的に捉えることが求められています。その中で看護職は、「医療」と「生活」という二つの視点から患者を専門的に把握し、チーム医療のキーパーソンとして重要な役割を担っています。
本学院の教育理念は、生命の尊厳と高い倫理観を基盤に豊かな人間性を育み、看護の対象者に対する深い理解と共感を持てる専門職業人を育成することにあります。科学的根拠に基づいた知識・技術を用い、患者にとって最適な健康状態を目指して支援できる基礎的な看護実践能力の育成にも力を入れています。
看護職の就業先は医療機関に限らず、在宅や社会福祉施設などへと広がっています。こうした現状を踏まえ、本学院では多様な職場において看護師以外の職種(多職種)と連携し、患者の多様性や複雑性に応じた看護ができる能力を育成するため、県内の社会福祉士や理学療法士の養成校3校と共同で講義を行うなど、先進的な教育に取り組んでいます。
また、タブレットやパソコンを使用した電子教科書の導入による効率的な学習環境の整備や、ICTを活用した合格支援プログラムによる看護師国家試験対策に加え、経験豊富な教員が学生の課題や成長に寄り添うことで、全国平均を上回る看護師国家試験合格率を実現しています。
高等看護学院は埼玉県内で唯一の県立看護専門学校であり、これまで4,000人以上の卒業生を輩出しています。その多くは今なお様々な施設の第一線で活躍しています。学校説明会などの機会を通じて、本学院の魅力を感じていただければ幸いです。
令和8年5月
埼玉県立高等看護学院長 小山 和彦