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掲載日:2024年4月11日
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薬物依存症は、依存性のある薬物の作用によって、意志の力だけでは薬物使用をコントロールすることができなくなります。その結果心身の健康を損なったり、人間関係や仕事へ悪影響が出るなど様々な問題を引き起こします。
薬物依存症の治療では断薬をと続けていくことが回復の第一歩であり、唯一の方法です。
しかし、ただ単に薬物使用をやめるだけでなく、依存性薬物に頼らない新たな生き方を身につけていくことが重要です。
依存症に対する治療では、心身の健康問題に対する治療だけでなく、依存症に関して知識を得て依存性薬物を使っていた行動パターン・考え方を修正することを目的としています。
断薬生活維持していくためにおなじ目標に向かって歩む仲間を自助グループ・リハビリテーション施設で見つけていくことが大切です。
依存症のご本人を目の前にして、ご家族は「何をしても無駄だろう」と悲観的になっていらっしゃるかもしれません。依存症のご本人にとっては依存症者の回復のためにご家族ができることは3つあると言われています。
埼玉県立精神保健福祉センターでは、依存症家族教室を開催しています。
家族教室を活用して、依存症に取り組んでいる専門家・家族・本人の話を聞き、質問する機会を得てみませんか。
ご本人やご家族からの薬物依存症に関する来所相談をお受けしております。
埼玉県立精神医療センターでは、薬物依存に関する外来・入院治療を実施しています。
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