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掲載日:2023年2月7日
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西部地域振興センターでは、管内のNPO法人の事業所などを訪問して取材を行っています。
ここではNPO法人の活動などを掲載し紹介します。
市民後見いきいきNet所沢は、東京大学などで開催されている市民後見人養成講座の履修生が集まり、平成23年に設立されました。
主な事業内容は、以下のとおりです。
法人は、所沢市市民活動支援センターで定期的に個別相談会を行っています。
第1水曜日は、知的障がい者、精神障がい者関係の相談
第3水曜日は、高齢者向け終活全般の相談(遺言・相続・税金・保険など)
私たちの活動は、成年後見制度をぜび使ってくださいというものではありません。
「子どもに障がいがあるが、自分が亡くなった後、この子はどうなってしまうのだろう。」、「近くに頼れる親族はいないが、高齢になってきた自分の生活や財産はどう守っていけばいいのか。」というご相談者様の個々の事情を、まずはしっかりと聞き、受け止めます。
その上で、その人にとって成年後見制度を利用することが必要であると判断した場合には、そのお手伝いをしています。利用しなくても大丈夫な人には、その旨を伝えています。
地域包括支援センターなどでは成年後見制度を紹介することはできます。
私たちは、その制度を利用すると実際どうなるか、生活はどう変わるのかということまで具体的にお話しができます。会員は強みを持っている分野(障がい者向け・高齢者向け)が違うため、それぞれのエキスパートが相談をお受けできます。
まず、成年後見制度を知ってもらうことが必要だと感じています。
ただ、本当に必要としている人達にダイレクトに届くことは少なく、どうやったら必要としている人達に我々の活動を認知してもらえるか、いつも頭を悩ませています。
施設での講習会は引き続き行いつつ、今年度は200名ほど参加できるイベントを開催したいと考えています。興味を持ってもらうきっかけを作りたいのです。
また、今までは、主に所沢市・入間市で活動を行なっていましたが、狭山市・日高市・飯能市まで活動エリアを拡大しました。是非、多くの人に我々の活動を知ってもらい、相談にきていただきたいです。
成年後見制度は、2000年に介護保険制度と同時に施行されましたが、現在、利用している人は約22万人にすぎず、潜在的なニーズを満たしているとはいえません。
また、成年後見は大きく分けて、「財産管理」と「身上保護(本人の生活、療養看護に関する事務)」の2つから構成されていますが、現在の制度は「財産管理」に軸足をおいていると感じます。
私たちは、引き続き、どうしたらその人の生活・人生を守れるか、豊かにできるかを第一に考え、会員同士力を合わせて活動をしていきたいです。
(理事の大谷さん(左)、代表の中川さん(中)、理事の中川さん(右))
住所 :埼玉県所沢市小手指町1丁目28番地の5ライオンズマンション第2-208
電話番号:04-2930-3654
ホームページ:http://kouken-tokorozawa.jp
メールアドレス:siminkoken_tokorozawa@jcom.zaq.ne.jp
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