昇降機の適切な管理について

 昇降機（エレベーターやエスカレーター）の安全性を維持するためには、建築物の所有者及び当該所有者からその管理を委託された者（以下「所有者等」という。）、保守点検業者並びに製造業者が、それぞれの役割を認識した上で適切な維持管理を行うことが必要です。

 国土交通省では、平成28年2月19日付で、以下の指針等を策定しています。

 

「昇降機の適切な維持管理に関する指針」

 所有者等が昇降機の適切な維持管理のためになすべき事項、保守点検業者の選定にあたって留意すべき事項等を取りまとめたものです。

 この指針では特に、保守点検業者の選定の際に、価格のみによって選定するのではなく、昇降機に関する知識及び実務経験に裏打ちされた技術力を有する者を選定することが重要である旨を記載しています。

 

「エレベーター保守・点検業務標準契約書」

 エレベーターに関する専門的な知識を有していない所有者等が、保守点検業者と契約する際に参考となるものです。

 詳しくは下記のホームページをご覧になり、昇降機の適切な維持管理及び保守契約にお役立てください。

  

【国土交通省ホームページ（リンク）】

「昇降機の適切な維持管理に関する指針」等を公表

～エレベーター等の安全性を維持するために～

http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000607.html