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ページ番号:202018
掲載日:2024年2月1日
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建設業界では、就業者の高齢化や若年層の早期離職などにより、将来の担い手確保・育成が大きな課題となっており、就業者の休日や賃金の確保等、処遇の改善のために、働き方改革を進めることが求められています。
建設キャリアアップシステム(以下「CCUS」という)は、建設技能者の技能や経験を蓄積し、処遇改善や現場管理の効率化しようとする制度であり、平成31年4月から本格運用されています。
県土整備部では、CCUSの普及とシステム登録の促進に向け、令和4年1月4日よりモデル工事の試行を開始しています。
【令和5年12月25日以降に公告する工事】
県土整備部が発注する全工事
【令和4年1月4日以降に公告する工事】
県土整備部が発注する工事のうち、実工期(休日を除く)が30日以上の工事
対象工事のうち発注者が選定した工事
対象工事のうち、発注者指定型以外の工事において、契約後に受注者からの申し出がある場合に、発注者との協議によりモデル工事として選定する工事
モデル工事の現場においてCCUSを活用するために、受注者は以下の項目を実施する。
【令和5年12月25日以降に公告する工事】
実施項目 | 基準 |
---|---|
(1)技能者情報登録 | 登録技能者率(CCUS登録技能者の総数/技能者の総数)60%以上。 |
(2)就業履歴情報登録 | カードリーダー等を設置し、(1)技能者情報登録の対象者の就業履歴情報の登録(蓄積)を全工事期間行なったこと。 |
【令和4年1月4日以降に公告する工事】
実施項目 | 基準 |
---|---|
(1)事業者登録 | 元請事業者及び、(3)技能者登録の対象者が所属する下請事業者の登録が完了していること。 |
(2)現場・契約情報登録 | 当該モデル工事の現場情報・契約情報・工事情報の登録を行なったこと。 |
(3)技能者登録 | 1名以上の技能者の登録が完了していること。 |
(4)就業履歴情報登録 | カードリーダー等を設置し、(3)技能者登録の対象者の就業履歴情報の登録(カードタッチ)を30日以上行なったこと。 |
実施項目の基準を達成した場合に、発注者は以下の対応を行う。
カードリーダー等購入費用や現場でのカードタッチ費用を実績に応じて共通仮設費として積み上げ計上し、変更契約を行うことで、受注者の費用負担を軽減する
モデル工事における実施基準を達成した場合に、成績評定要領の評価項目「5.創意工夫」において加点する
県から受注したCCUS活用モデル工事が完了した受注者及び下請負人のかたは、「CCUS活用モデル工事アンケート」
からご回答ください。
※週休2日制モデル工事、労働環境調査モデル工事のアンケートとは異なりますので、ご注意ください。
【令和5年12月25日以降に公告する工事】
※試行要領改正に伴い、現在マニュアルを改正しています。準備が出来次第掲載させていただきます。
【令和4年1月4日以降に公告する工事】
モデル工事の概要や提出書類等について解説したマニュアルです。ご参考ください。
この度、埼玉県とCCUSの運営主体である建設業振興基金が連携し、埼玉県が発注する「建設キャリアアップシステム(CCUS)活用モデル工事」の受注者に対してカードリーダーの無償貸与を実施することとしました。
主な内容については、以下のとおりとなります。
埼玉県が発注する「建設キャリアアップシステム(CCUS)活用モデル工事」の受注企業
※発注者指定型・受注者宣言型のどちらでも可
2023年12月25日~2024年5月31日までに公告された工事を対象
(期間中に募集数(200社)に達した時点で終了)
カードリーダー1台を無償貸与(モニター後の返却不要)
※「CCUS活用モデル工事」試行要領の「第8条(1)カードリーダー等購入費用」
を妨げるものではなく、同時利用が可能である。
【CCUSカードリーダーのモニター募集について(PDF:966KB)】
【CCUSカードリーダーのモニター募集 Q&A(PDF:468KB)】
CCUS活用モデル工事の受注者の内、希望する者には建設業振興基金によるCCUSの運用に当たってのサポートを
行っています。
ご希望の場合は、下記のご連絡先までお問合せください。
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