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掲載日:2023年11月8日
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埼玉県では、新米をはじめ農産物の種類が豊富な11月を「埼玉県地産地消月間」と定めています。地産地消月間では、県内事業者の皆さまが、地元農産物の販売、商品開発、地産地消月間フェアメニューの提供など、様々な取組を行っています。埼玉県の農産物をたくさん食べて、是非「近いがうまい埼玉産」を実感してください!
「地産地消」(ちさんちしょう)とは、「地域生産地域消費」の略で、「地域で生産された農林産物を地域で消費する」、また「地域で必要とする農林産物は地域で生産する」ことです。
最近は、「食」の安全についての関心が非常に高くなっており、新鮮で安全・安心な農産物が求められています。埼玉県は人口730万人(平成29年12月1日現在)を突破し、大消費地である一方で、ねぎやほうれんそう、小麦、梨、チューリップの切り花などの生産で全国の上位を占めるほか、飯能市を中心とする西川材に代表される木材生産など、多彩な農林産物の宝庫です。
こうした豊かな恵みと立地条件を生かし、また、消費者のニーズにお応えするため、県では、地域で生産された農産物を地域の中で消費する「地産地消」を推進しています。
何だか聞き慣れない言葉ですが、「地産地消運動」は、地域でとれた新鮮で安全・安心できる農林産物を通じて、作る人、流通する人、加工する人、販売する人、消費する人など各分野の皆さんが連携し合って、お互いの顔が見える関係を築いていく取り組みです。
また、生産者の顔がみえる農産物を食べたり、いっしょに収穫したりするなど農林産物を通じて交流することにより、地域や農林業に対する理解が深まり、心・生活・地域を豊かにします。
農林業は農林産物を安定的に供給するほか、県土や自然環境を守り、心のふるさと・やすらぎの場を提供するなどさまざまな機能を担っています。私たちの豊かな生活を支える様々な機能を持つ農林水産業を支えていくことは、私たちの素晴らしい県土を次代の子供たちに引継いでいくために果たすべき役割の一つです。
中国には「身土不二」ということばがあります。これは、身体と土(環境)は切り離すことができないくらい密接な関係があることから、自分の住んでいる土地の身近なところ(一里四方又は四里四方とも)でとれたものを食べるのがよいという考え方です。「地産地消」は昔からあった考え方なんです。
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