トップページ > しごと・産業 > 産業 > 産業支援・経営支援 > 埼玉の持続可能な物流の確保に向けた取組 > 「宅配を1回で受け取ろうキャンペーン」キックオフイベント(フルバージョン)(テキスト版)
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掲載日:2024年12月17日
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それでは、ただ今から、「宅配を一体で受け取ろうキャンペーン」キックオフイベントのセレモニーを開催いたします。
本日MCを担当させていただきます、工藤わこと申します。どうぞよろしくお願いいたします。
(会場拍手)
埼玉県では、12月を「再配達削減推進月間」として、「宅配を1回で受け取ろうキャンペーン」を実施しています。
本日はキャンペーン実施にあたって、キックオフイベントを行うものです。
それでは、本日のセレモニーの出席者に御登場いただきたいと思います。
埼玉県の大野元裕知事、そして埼玉県出身で先月、埼玉応援団に加入していただいた女優でタレントの島崎遙香さんです。
皆様、拍手でお迎えください。
では、初めに大野元裕埼玉県知事から御挨拶をお願いいたします。
改めまして皆さんおはようございます。
御紹介いただきました埼玉県知事の大野元裕です。
今日は、「宅配を1回で受け取ろうキャンペーン」のキックオフイベントに当たり、多くの皆様にお集まりをいただきました。
一言御挨拶させていただきたいと思います。
さて、国の統計によると、2030年には物流の能力が3割程度不足する。
つまり、皆さんが荷物を送っても届かない。或いは配達を依頼しても受け取れない、このような予測があります。
物流は、埼玉県は大きな首都圏の中の拠点であり、そして経済のみならず、皆さんにとっても極めて身近な大切な機能だと思います。
そんな物流を維持するために、埼玉県では、国、そして、経済団体と協力をし、さらには御賛同いただいた宅配事業者や消費者団体と共に、埼玉県の持続可能な物流を維持するための共同宣言というのを9月に行わせていただきました。
これは日本で初めての取組で23の団体が参加していただいています。
しかしながら、労働力不足、特に輸送業界では深刻な人手不足に陥っており、今でも再配達は全体の約1割を占めているところです。
そこで、皆さんにも御協力をいただきたいということで、今日は、ヤマト運輸さん、そして日本郵便さん、佐川急便さんにも御協力をいただいて、例えば、日時指定だとか、或いは宅配ロッカー、置き配バックなど、様々な方法を御紹介させていただいています。
私もこの後、埼玉応援団の島崎遥香さんと共に、この後ろにあるPUDO(プドー)という宅配のロッカーを是非使ってみたいと思っています。
皆さんにおかれましてもこれからクリスマスやお正月など、様々な宅配を利用される機会が多いと思います。
皆さんのライフスタイルに合わせて、何とか宅配を1回で受け取ることができるよう、御協力をお願い申し上げ、私からの口頭の御挨拶とさせていただきます。
今日はよろしくお願いいたします。
(会場拍手)
ありがとうございました。
続きまして、島崎遙香さんからもコメントいただけますでしょうか。
皆さんこんにちは。島崎遥香です。
先月、埼玉県民の日に埼玉応援団として任命していただいてから、初の任務ということで、今日は張り切ってがんばります。よろしくお願いします。
はい。よろしくお願いいたします。
それでは、ここで改めて大野知事と島崎遥香さんとともに、「どうして再配達を減らす必要があるか」をテーマにお話を進めていただきたいと思います。
宅配便の再配達を減らすということがテーマになっていますが、なぜ再配達を減らすことが必要なのかを考えていきたいと思います。
先ほども大野知事からお話がありました、2024年問題と言われるように、今、物流業界は深刻な人手不足となっているそうなんです。
そんな中で、今、宅配便の現状がどうなっているかをまずは見ていきましょう。
それではモニターを御覧ください。
こちらは全国のデータになります。過去10年間で取扱量が1.5倍に急増している、こちら御覧いただいて、大野知事いかがでしょうか。
そうですね。特にECサイト、ネットなどで注文をして届く。こういったものが急増しているために、10年間で取り扱い個数は1.5倍、しかしながら働く人はなかなか増えないということで、今深刻な問題になっていると思います。
はい。
そしてECサイト、全国からのショッピングなどもありますけれども、特にこの埼玉県は物流という意味でもとても重要な拠点になっているかと思います。
次に、こちらを御覧いただきましょう。
再配達の状況になります。
コロナ以降の数字になりますが、10%とか11%あたりの状況が続いています。
こちら島崎さん御覧なっていかがですか。
11%と数字として見ると、少ないかなと思えてしまうかもしれないですけれども、再配達件数にすると、何千件、何万件という膨大な数になりますし、それによって人手不足の中、より手間をかけてしまったりだとか、後は再配達によるトラックも燃料だったりとか、排出ガスの環境問題にも影響を及ぼすのではないかなと思っています。
本当にそうですよね。
宅配の再配達を削減するということは、トラックドライバーの不足ということはもちろんですが、CO2排出の削減という地域にもやさしい取組となっているということなんですね。
それでは、宅配を1回で受け取るにはどうしたらいいかを考えていきたいと思います。
まず、知事と島崎さんにいろいろとお話を伺っていきたいと思いますけれども、知事は宅配というのはどういう形で使われる方が多いですか。
やはり最近では書籍をお願いをしたり、電化製品などをお願いすることがとても多いのですけれども、何とか1回で受け取れるように家族とも打ち合わせをして、受け取っています。
主にやはりネット通販ということですね。島崎さんはいかがですか。
私はもう本当に引きこもりなので、ネット通販をものすごく利用していて、ここ最近ではもう毎週、週に1回ネットスーパーを利用しているので、はい、たくさんお世話になっております。
もう食料品もと本当に便利な時代になりましたよね。
スーパーに行く、コンビニに行くよりも、便利なのではないかという時代になってきていますけれども、では、例えばですけれども、外国の方でもいろいろな宅配がありますが、知事は中東での生活が長かったと伺っております。中東での宅配事情というのはどうなっているのですか。
日本は郵便制度がものすごくきちんとしているので、住所で届きますけれども、私がかつていたイラクなどは、POボックスと言って、私書箱、そこに留め置くので、毎回取りに行くんです。
皆さんが取りに行っていると。
ところが中東では、逆に郵便が発達していなかったので、最近では民間の宅配業者、ホームデリバリーというものがものすごく多くなっていて、私がやはり住んでいたアブダビやドバイなどでは、今、例えば、ドローンで配達をするとか、或いはデジタルで民間の様々な販売事業者と、それから流通事業者がタッグを組むといったこういった試みが行われていて、毎年ホームデリバリーのための様々な展示会が開かれるなど、非常に私企業が活躍するような状況になっています。
そうなると、日本と比べては、1回で受け取るというよりはもう少し充実しているというか、家に届くシステムがきちっとしているから自分で足を運ばなくてはいけない。
そうですね。元々は先ほど言ったその郵便局に留め置いて、そこに取りに行くとか、或いはその私書箱を持てない人は民間私書箱というのがあって「、そういったところに取りに行かなくてはいけない。
そうすると、先ほど島崎さんがおっしゃったようなネットスーパーで食料品などというのはなかなか取れない。そんな状況になってきますよね。
はい。
ネットスーパーとなってくると、生鮮食品も宅配してもらうということですよね。
そうなってくると、やはり1回で受け取るということがとても大切になってくると思うのですけれども、そのあたり何か工夫はされてるんですか。
私はLINEと提携していたり、メールアドレスも登録しているので、事前にメールで日時設定ができるようになっていて、それを利用しています。
後はもう皆さんも1回で受け取ろうと思ってはいても、何かこうお風呂に入っている間に来てしまったりとかというタイミングもあったりするので、皆さんと一緒にどうやっていったら無駄をなくせるかということを考えていきたいと思います。
また、宅配ドライバーの方も1回で宅配できないということは、何回も何回も行かなくてはいけないということで、もちろんそのドライバーの削減もそうですけれども労働力という意味でもとても大切ですよね。
宅配ドライバーの方々もたくさんいらっしゃるのですけれども、ドライバーの方への感謝の気持ちというのはいかがでしょうか。
運転手の方々が何度も何度も来なければいけないとか、或いは先ほど申し上げた共同宣言では、事業者の皆様にも御協力をいただいて、例えば、何時に来なきゃいけないというと、ずーっと外で待っていたりします。ドライバーの方や事業者の皆さんが円滑にする。そしてそれがコストがかかれば、今度は皆さんの負担になりますから、そういった意味からもドライバーの方々の負担を減らす、感謝をするというのは、私達ができることが少しでもあるということにもなると思います。
先ほどお話にあったように、その何年後かにはすべての荷物が1回で受け取れなくなるかもしれないというお話もありました。そうなってしまっては本当に大変なので、やはり皆で考えていかなくてはいけないことなんですね。
では、ここでモニター画面を見ながら、宅配を1回で受け取る方法を御紹介していきたいと思います。
まず、こちら本日会場でお配りしておりますオレンジ色の再配達削減PRチラシでも紹介していますので、是非御覧ください。
まず、1つ目の方法です。
1つ目の方法ですが、宅配事業者などのサービスを活用して、配達日時を指定することですね。
各社ともスマホで簡単に登録できるようになっています。
ネット通販の購入でも日時指定が可能なところが多くなってきていますので、是非こちらは御利用いただきたいと思います。
そして、2つ目ですが、2つ目は、自宅で不在時に受け取る方法として、集合住宅の方は設置されている宅配ボックスを使うことがあります。
また、戸建ての住宅の場合は、置き配を選択していただく方法があるのですが、最近は置き配バックなども売られているそうです。
こちらはご存じですか。
是非皆さんと一緒に共有したいのですが、実は今実物持ってきてもらいました。
はい。これが「置き配バック」といわれるものなのですけれども、うちには置き配ボックス、宅配ボックスないよ、そういう方もおられると思います。これを玄関の前に置いていただく。
ただ、心配なのは盗られちゃうのではないかとか、或いは雨が吹き込まないかと。
これ見ていただくと、非常にそのこちらは折り畳めて楽ですし、鍵が付いている。そしてこちらも鍵が付いているのですが、雨が吹き込まない、こういった工夫があるので、各社いろんなものを御用意されているというふうに聞いていますので、一度使ってみたらいかがかなと思いますけれども、どうですかね。
マンションでなくても戸建ての方もこちらならまだ玄関先に置いておいても安心です。
こちらいかがですか、島崎さん。
私はマンションに住んでいるので、玄関前などに荷物が置いてあると、盗まれちゃうなと思う時があって、こういうものがあるとは知らなかったので、あったら安心ですよね。
今日は会場でもこちらの置き配バックを展示もしておりますので、是非皆様体験いただければと思います。
それでは、3つ目として、自宅以外で受け取る方法として、駅やスーパー、ドラッグストアなどに設置している宅配ロッカーを利用する方法があります。
こちらのPUDO(プドー)ステーションは、宅配業者各社の荷物の発送や受け取りができる大変便利なボックスです。
埼玉県内の設置数は県内約1,160ヶ所と全国でトップレベルということだそうですよ。
では、この後は大野知事と島崎遥香さんにこちらのPUDOを体験していただきたいと思います。
では、知事と島崎遥香さんに宅配ロッカーを体験していただくということで、本日は年末、クリスマスも近いということで、大野知事と島崎遥香さんから、宅配便でプレゼントをお互いに送るという設定で、お二人には届いた荷物の受け取りを行っていただきたいと思います。
では、まず、大野知事からのプレゼントを島崎さんが受け取る体験をしていただきます。
よろしくお願いいたします。
まずはプレゼントを大野知事からいただいたものを、まずは宅配ボックスに送っていただきました。
大野知事から送っていただいたプレゼントが、ただ今宅配業者の方によって、こちらのPUDOに届きます。
皆さんもこちらのPUDOの宅配ボックスをいろんなところで見かけたことがあるかと思うのですが、意外と使われている方が少ないかもしれないので、是非見ていただきたいと思います。
はい。これで大野知事からのプレゼントがこちらの宅配ボックスに届きました。
それでは、プレゼントを島崎さんにお受け取りいただきたいと思います。
はい。
手順がとても簡単なのですが、まず、タッチ画面の「受取」というところを、タッチしていただきます。
はい。タッチします。
そして、あらかじめ島崎さんのスマホに届いたQRコードがあるのですが、そちらのQRコードをかざしていただきます。
はい。かざします。
そうしますと、タッチ画面の方に、署名、サインをするところが出てきますので、そちらにお名前を手でサインをしていただきます。
うまく行かないみたいです。では、入力しちゃいますか。
はい。
あ、いった。
では、お名前の方を書いていただきたいと思います。
はい。こちらの中にサインをしていただきます。
「ぱるる」はい。
はい。そうしましたら、表示されるボックスが出てきます。ボックスが表示されましたら、そちらを開けて受け取っていただきたいと思います。
はい。お、開いた。
はい。無事に受け取りが完了いたしました。
島崎さん、まだ中身は開けずに持っていてください。
はい。分かりました。
では、今度は、島崎さんからのプレゼントを大野知事に受け取っていただきます。
それではまず、大野知事へのプレゼントですね。
宅配業者の方からボックスに。
お願いします。
今、年末ですので、クリスマスやいろいろなお歳暮やふるさと納税など、たくさん宅急便使われる方がいると思います。
それでは、プレゼントが届きました。
それでは大野知事にプレゼントをお受け取りいただきます。
まずは、「受け取る」をタッチしてください。
そして、あらかじめスマホに届いたQRコードをかざしていただきます。
そして、署名欄にサインをしていただきます。
ちじ(笑)
ありがとうございます。
はい。一番ですね。これで開けていただいて、大野知事も受け取り完了となりました。
それでは、お2人お互いに受け取ったプレゼントの荷物を開けていただきましょう。
わあ。かわいい。
はい。島崎さんへのプレゼントです。
じゃーん。コバトンです。
はい。こちらコバトンでございました
かわいいー。
はい。では、大野知事へのプレゼントも開けていただきましょう。
プレゼントは、島崎さん、何なのでしょうか。
私は、先月の埼玉県民の日で一緒にお写真を撮ったので、その写真が飾れるものになっております。ここにサインを入れました。
ありがとうございます。サインをいただきました写真です。
こちらは島崎さんのファンクラブ限定のグッズ。
はい。そうです。
はい。ありがとうございました。
お二人には、宅配ロッカーの受け取りをしていただきましたが、実際に使っていただいて、感想いかがでしたか。
QRコードをかざすだけだったのでとても簡単でした。
大野知事いかがですか。
使ったことなかったので初めてだったのですけれども、これなら簡単に受け取れるなというふうに思いました。
はい。お二人には受け取りのデモンストレーションを行っていただきました。ありがとうございました。
皆様がこちら街中でよく見かける宅配ロッカーですが、意外に使ったことがある方は少ないかと思われます。簡単に操作できますので、是非皆様も機会があれば使ってみてはいかがでしょうか。
こちらの受け取りだけではなくて、宅配の方もとてもスムーズにいくということなので、是非皆様使ってみてください。
それでは、この後最後になりますが、知事と島崎さん、そしてマスコットキャラクターとのフォトセッションとさせていただきます。
マスコットキャラクターに参加していただきますので、準備が整いますまで、しばらくお待ちください。
私の今日の衣装は、コバトンをちょっとイメージしてみました。
本当だ。コバトンカラーで。
あ、クロネコちゃん。
本日のセレモニーは、関係者、メディアの方を除いての撮影は御遠慮いただいておりますので御承知おきください。
今日は宅配業者3社のマスコットキャラクターに参加していただいております。
向こうから、向かって左側からヤマト運輸の「クロネコ」、「シロネコ」です。
そして日本郵便の「ぽすくま」ちゃんです。
佐川急便の「cocoro(こころ)」です。
すごーい。荷物持ってる。
はい。そして埼玉県のマスコットキャラクター「コバトン」も応援に駆けつけています。
準備はよろしいでしょうか。
はい。準備が整いましたので、報道関係の皆様どうぞよろしくお願いいたします。
今日はヤマト運輸の「クロネコ」、「シロネコ」、日本郵便の「ぽすくま」、佐川急便の「cocoro(こころ)」、そして埼玉県のマスコットキャラクター「コバトン」です。
皆様よろしいでしょうか。大丈夫でしょうか。
はい。ありがとうございました。
是非皆様もこれを機会にPUDO、宅配ボックスを使ってみてください。
郵送、そして受取もとてもシンプルですので、是非皆さんで使いこなせていただければと思います。
はい。ありがとうございました。
それでは大野知事、島崎遥香さんの出演はここまでとなります。
大野知事、島崎遥香さん、本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
(会場拍手)
それでは、「宅配を1回で受け取ろうキャンペーン」キックオフイベントセレモニーを、この後終了させていただきますので、どうぞ皆様拍手お二人をお送りください。
はい。皆様ありがとうございました。
この後は、隣の会場で、宅配便大手のヤマト運輸株式会社、日本郵便株式会社、佐川急便株式会社にも御協力をいただき、宅配ロッカーの展示・配布、置き配バッグの展示、お子様向けのお仕事体験などのイベントを実施いたします。
お仕事体験では、参加賞などを差し上げておりますので、是非皆様楽しんでいってください。
また、再配達削減のPRチラシの配布もいたしております。埼玉県トラック協会の啓発品などもございます。
皆様、再配達削減への御協力どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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