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掲載日:2024年9月5日
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2024年4月からドライバーの時間外労働時間の上限が年960時間となり、働き方改革が進む一方、物流業界における人手不足が喫緊の課題となっています。
そこで、人手不足を克服し、持続可能な物流体制の構築に向けて関係者と連携して所要な取組を講じていきます。
令和6年9月3日(火)に、国、県、物流業界団体、物流事業者、消費者団体など合わせて23者により「埼玉の持続可能な物流の確保に向けた共同宣言式」を知事公館で実施しました。
令和6年4月1日から運輸業などに時間外労働の上限規制が適用され、何も対策を講じなければ輸送能力が不足し「モノが運べなくなる」可能性が懸念されるなど、物流を取り巻く環境は危機的状況となっています。
物流は県民生活を支える重要な社会インフラであり、持続可能な物流体制を構築していくことは、物流業界だけの課題にとどまらず、本県経済や県民生活に直結する重要な課題であり、その解決のためには物流事業者だけでなく、荷主や消費者、関係団体等が連携し、商慣行の見直しや物流業務の効率化、荷主と消費者の行動変容に向けて、社会全体で取り組んでいく必要があります。
そこで、「強い経済の構築に向けた埼玉県戦略会議」の下に設置された「人手不足対策分科会」において、「埼玉の持続可能な物流の確保に向けた共同宣言」を、戦略会議メンバーに加え、物流業界団体や物流事業者、消費者団体など23団体で実施することについて案として取りまとめました。
令和6年9月3日に開催した「令和6年度第2回戦略会議」で共同宣言案について賛同いただき、同日付で共同宣言を実施したものです。
令和6年9月3日(火) 埼玉の持続可能な物流の確保に向けた共同宣言式にて撮影
▶埼玉の持続可能な物流の確保に向けた共同宣言(PDF:3,006KB)
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